アイコン ワクチン追加接種6ヶ月に変更へ いつ追加接種したらよいのか一覧表 


感染増の中で緩和に入ったイギリスや韓国の感染者の内容を見ると、接種完了者の感染が大きくなっている。ワクチン接種していれば重症化しにくいというメーカーの発表もあるが、感染者が急増すれば、年齢に関係なく体力的に脆弱な人たちの感染も広がり、重症化は避けられていない現実が生じている。

ワクチン効果だけを信頼しきった両国は感染増が高止まりしたまま止まらず、すでに追加接種に入っている。

元々、緊急承認の新型コロナウイルス感染症に対するワクチン、接種後の有効率(50%以上/WHO)だけで承認され、副作用の全貌も有効期間の問題も先送り、接種者全員が臨床治験中となっている。

ファイザー製のワクチン2回接種完了者の場合、5ヶ月後の有効率は16~44歳までは39%に低下、61%の人に感染リスクがあるという。感染すれば、重症化確率は低いものの、人に感染させるリスクを持ち、感染拡大ではウイルスに対して脆弱な人への感染も拡大させる原因となる。

厚労省は、新コロナワクチンの3回目の接種について、これまで2回目の接種から8ヶ月以上たった人を対象とする方針だったが、半年後にはワクチンの効果が低下すると海外で報告されていることから、6ヶ月たった人も対象にする方向で調整している。

厚労省は12月から3回目の接種を始める方針で、ファイザーのワクチンを15日から全国の自治体や医療機関などに配送する。
今回の岸田政権の対応は大正解。

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韓国では現在、感染者の25%前後、重症者の80%が高齢者となっている。感染者数も15日まで6日間連続して2000人台となっており、高い接種完了率の78.1%(18歳以上90.4%)にもかかわらず、感染者数の高止まり状態が継続している。

↓接種完了の月基準、追加接種すべき月は・・・

スクロール→

日本のワクチン接種完了者数の月別推移と追加接種

接種完了月

累計接種完了数

月完了数

12月開始

3回目

接種月

3

125,580

0.1%

125,580

8ヶ月経過

21/12

4

1,040,000

0.8%

914,420

7ヶ月経過

12

5

4,010,000

3.2%

2,970,000

6ヶ月経過

12

6

17,740,000

14.0%

13,730,000

5ヶ月経過

22/1

7

37,840,000

29.9%

20,100,000

4ヶ月経過

2

8

58,510,000

46.2%

20,670,000

3ヶ月経過

3

9

75,700,000

59.8%

17,190,000

2ヶ月経過

4

10

91,229,398

72.0%

15,529,398

1ヶ月経過

5

11/15公表分

95,133,716

75.1%

3,904,318

0ヶ月経過

6

人口

126,650,000

Our World in Dataより作成

 

・人口は281万人の外国人含む今年1月1日現在の総務省発表値

 

 

↓7割で集団免疫構成?、ワクチンを接種している間に集団免疫を構成する感染有効期間が過ぎ去り、欧州や韓国で感染が広がっている。

ワクチンの有効期間に疑問符が投げかけられているなか、日本は更なる鎖国政策・水際対策強化が必要だろうが、過去を踏襲した岸田政権は何を間違ったのかすでに緩和している。


スクロール→

デルタ株に対する各ワクチンの有効期間・有効率の減衰

英オックスフォード大+米メイヨー・クリニック各発表分合算 

 

接種完了

2ヶ月後

3ヶ月後

半年後

ファイザー製 

90%

85%

78%

42%

モデルナ製

 

91%

 

76%

AZ製

67%

65%

61%

50%

メーカー各社等の見解 (デルタ株)

ファイザー製

88%

半年後のブースターショット推奨

モデルナ製

90%

ブースターショット申請

AZ製

67%

 

ファイザー製ワクチンの5ヶ月後の有効性率

厚労省分科会(米研究機関を引用)

 

感染予防効果・有効率

入院予防効果・有効率

 

接種2回完了

5ヶ月後

接種2回完了

5ヶ月後

1644

89%

39%

88%

90%

4564

87%

50%

91%

90%

65歳以上

80%

43%

84%

83%

・完了は2回目接種後2週間経過後の有効率。

 

[ 2021年11月16日 ]

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