アイコン 隣国感染者17日3000人を突破 収束の見通し立たず ウィズコロナ政策


隣国では17日、3,187人の感染が確認され過去2番目に多くなった。特に首都圏では2,545人が感染し過去最多となり、全体に占める割合も80%に達した。ソウルが1,432人(44.9%)、京畿道が956人(30.0%)、ち仁川が157人(4.9%)となっている。

ただ、首都圏の感染者数が多いため、地方は目立たなくなっているが、長期にわたり首都圏の感染者数が高止まり、ウイルスは地方へ伝播され、さらに11月からはウィズコロナ作戦で規制も解除され、地方でも感染者数が多くなってきており、地方でも計642人、うち釜山で103人が新規感染している。

一方、隣国政府はウィズコロナ政策に基づき感染者の発生増を容認、病床重視に転換している。
しかし、感染者数の増加はウイルスを特に首都圏に撒き散らす結果を招き、施設や病院等でのクラスター発生を誘引、高齢者等体力脆弱者が重症化する原因となっている。

ウィズコロナ策のサーキットブレーカーとされた病床使用率も、病床を増加させることでクリアでき、首都圏が逼迫しても近隣の地方の病床を組み込むことでもクリアでき、実質意味をなしていない。

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これは事前に数値を明確に示さずウィズコロナに入ったことから、大多数の国民が喜ぶウィズコロナ派が、国民が嫌がる規制強化派を打ちのめし、感染拡大に対策が講じられず、後手後手になっているものと見られる。
当局の対策としては、脆弱者を中心に11月からワクチン種と接種後の期間に基づきブースターショットをはじめたことだけだろうか。
ただ、感染者が多く発生すれば、ワクチン接種して重症化率も致死率も下がろうが、重症者数や死亡者数は比例して多くなる。ブースターショットにより有効率や有効期間が100%になるというものではない。

冬季および乾季、寒く換気もしにくい季節、ウイルス付マイクロ飛沫の空中浮遊時間が長時間化、付着ウイルスの活性化期間の長期化、時節、感染しやすい環境に入ってきている。
感染者の絶対数を減らさない限り、ウイルスはスキあらばどこからでも忍び寄る。

日本は、感染者数激減で浮かれない限り、酒で大はしゃぎしない限り、大きな感染拡大はない。ただ、政権の政策からすでにタガが緩んできている。国民も喉もと過ぎてきている。安全宣言が出ているわけではない。ワクチン接種率もここにきて頭打ち進んでいない。誰が圧力を掛けたか知らないが、6ヶ月に修正しようとした追加接種も再び8ヶ月後に変更、この間、6ヶ月後からは自治体に任せるとしたものの、否定するかのように開始条件を付け、それさえも国の認可制とした。結果、愚かな判断だった場合、誰が責任を取るというのだろうか。取る者などおらぬ由々しき国になりつつある。


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過去2週間の感染経路

2021.11.17現在

濃厚接触者

16,069

50.0%

地域クラスター

3,343

10.4%

療養病院等(クラスター含む)

2,040

6.3%

海外流入等

283

0.9%

調査中(不明含む)

10,404

32.4%

合計

32,139

 

↑海外流入感染数は、外国人訪問者と帰国者がほぼ半々、検疫と地域(自宅隔離)も半々、帰国して地域社会で自宅隔離に入った人たちから感染者が発生し続けている。

 


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隣国の感染者の状況

2021年11月17日/隣国当局

累計感染者数

402,775

 

  当日感染者数

3,187

累計死亡者数

3,158

  当日死亡者数

21

累計隔離解除者数

366,089

現在感染者数

33,528

  うち軽症・中等症入院数

6,111

病床利用率

60.6%

  うち重症入院数

704

病床利用率

62.5%

    うち最重症入院数

522

病床利用率

 

自宅・施設隔離者数

26,713

←同率

79.6%

・重症者数は16495人、15日は471人だった。

 

[ 2021年11月18日 ]

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