アイコン 電力小売の東海電力(株)、福岡電力ら計7社(東京)/破産開始決定


東日本電力(株)(所在地:東京都渋谷区幡ヶ谷3-39-12)と札幌電力(株)(同所)、宮城電力(株)(同所)、東海電力(株)(同所)、西日本電力(株)(同所)、広島電力(株)(同所)、福岡電力(株)(同所)の7社は11月24日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は7社合計で約29億円。

以下倒産要約。

スポンサーリンク

スクロール→

破綻 要約版  JC-NET

1

破綻企業名

東海電力(株)ほか6社

2

本社地

東京都渋谷区幡ヶ谷3-39-12

3

登記本社

東京都中央区日本橋兜町20-7((株)バネイルと同)

4

設立

2015年10月、

5

資本金

100万円

6

関連会社6社

札幌電力(株)

宮城電力(株)

東日本電力(株)

西日本電力(株)

広島電力(株)

福岡電力(株)

本社所在地・登記本社地は7社とも同じ

7

業種

電力小売業

8

破綻

2021年11月24日、

破産手続きの開始決定

9

破産管財人

平山隆幸弁護士(平山法律事務所)

電話:03-5363-7391

10

裁判所

東京地方裁判所

11

負債額

西日本電力(株)は0.5億円

札幌電力(株)は約3.5億円

宮城電力(株)は約0.1億円

東日本電力(株)は約6億円

東海電力(株)は約16.5億円

広島電力(株)は約0.1億円

福岡電力(株)は約2億円

7社合計約29億円

12

破綻事由

同7社は、今年5月18日負債額約61億円を抱え民事再生を申請して破綻した電力需給管理システム開発の(株)パネイル(代表:名越達彦)が、電力小売事業参入に当たって設立した子会社群。

2018年電力仕入価格の高騰を受け、顧客との契約電気代より多額の逆ザヤが発生、同6社は多額の損失金を出し、業績を急悪化させていた。破綻したバネイルが当子会社7社に対して多額の貸付金があり、民事再生で債権を整理するため、今回の破産措置となった。

 国策である電力自由化の未整備部分で、電力供給価格の高騰をヘッジされず、多くの電力小売会社が火を噴いている。

 

[ 2021年12月 1日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧