南ア オミクロン株 3日間で感染者数6倍に
南アの感染者増が尋常ではない。10月10日ころから11月23日までは3ケタ台で推移していたが、24日になると1000台に、1週間後の12月1日には8000人台、その翌日には11000人台まで急増している。感染者はほとんどオミクロン株感染とされている。
スクロール→
南アの直近感染者実数 |
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感染者数 |
前日比 |
11月20日 |
892 |
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11月21日 |
691 |
-22.5% |
11月22日 |
314 |
-54.6% |
11月23日 |
868 |
176.4% |
11月24日 |
1,275 |
46.9% |
11月25日 |
2,465 |
93.3% |
11月26日 |
2,828 |
14.7% |
11月27日 |
3,220 |
13.9% |
11月28日 |
2,858 |
-11.2% |
11月29日 |
2,273 |
-20.5% |
11月30日 |
4,373 |
92.4% |
12月1日 |
8,561 |
95.8% |
12月2日 |
11,535 |
34.7% |
ワクチン接種進捗数 12月1日現在 |
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人口 |
60,353,000 |
↓割合 |
2回完了数 |
14,560,000 |
24.3% |
未完了者数 |
45,793,000 |
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・数値はworldometerとourworldindataを採用 |
ナイジェリアからの帰国者のオミクロン株の感染が韓国や西欧で多発しているが、当のナイジェリアの感染者は、ここ1週間、50~100人前後で推移しており、まったく増加の気配はない。まともに報告されていないのだろう。
ドイツの次の保健相候補で臨床流行病学者カール・ラウターバッハ教授は、オミクロン株はクリスマスプレゼントだと主張している。
理由は、これまでの報告では、無発症か軽症者がほとんどで、感染力が強く・重症化しないオミクロン株がデルタ株と置き換われば、重症者が減少し、新型コロナ株が軽度のインフルエンザと同じになるとしているもの。
ただ、これまでの報告では、若者中心の感染状況報告であり、高齢者や基礎疾患等体力脆弱者に与える影響はまだ報告されていない。
また、報告された内容そのものが僅かであり、いい加減な発言をする次のドイツの保健相候補者の人のようである。こうした輩の科学者や高官が多すぎる。
南アでは急激に感染が広がっており、当然、高齢者やそうした脆弱者も感染しているものと見られ、今後さらに詳しい現実が報告されるものと思われる。
結果、クリスマスプレゼントであってほしいものだが・・・。
当のドイツは、首相交代時にあり、保守のメルケル首相(任期は今年いっぱい)が左派の社会民主党のショルツ新首相(決定)に対して、感染者増に対して規制するように進言したものの、ショルツ氏はこれを断固拒否したという。その結果、2日は感染者が7.3万人と7万人台が続いており、新首相内定以降、過去最多を更新し続けている。当然、カール教授も左派系と見られる。
ドイツの新外相には緑の党の党首(女史)が就任予定で、以前から中国の環境問題を取り上げている人物でもある。ショルツ氏は、隣国の結婚している女性を嫁さんにもらって隣国で裁判沙汰になった隣国派のシュレッダー元首相(社会民主党)とは仲はよくなさそうだ。