経済をまわすには追加接種しかない 厚労省の大怠慢 オミクロン株症状
トヨタは生産ラインの従業員が感染しラインが一時止まった。
こうした事態が、感染者ばかりではなく、濃厚接触者、幼児・低学年の親なども業務に従事できなくなり、全国のあらゆる現場が、トヨタのような、学級閉鎖のようなことが生じることになる。
入院抑制力は6ヶ月後57%⇒追加接種後90%(感染抑制力ではない)
米CDCは21日、ファイザーとモデルナの新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種の効果について、アメリカ各地の医療機関からのデータをもとに分析した結果を公表した。
それによると2回目の接種から6ヶ月以上経過した場合、入院を防ぐ効果は、デルタ株が優勢だった時期に81%だった一方、オミクロン株が優勢になった時期には57%だった。
しかし、3回目の追加接種のあとではデルタ株の時期は94%、オミクロン株の時期は90%に上昇したという。
ワクチンの追加接種を受けた人と比べ、受けていない人は入院する割合が大幅に高くなり、50歳から64歳で44倍、64歳以上で49倍になるという分析も合わせて公表した。
CDCのワレンスキー所長は「追加接種を受けることで、新コロナによる入院を防ぐ高い効果が得られると改めて示された。追加接種を受けられるのに受けていない人は一刻も早く接種してほしい」と呼びかけている。
以上、
日本は12月から追加接種を開始するとは口先だけ、接種の痕跡を残すため60万人に接種、ほかは追加接種を受けようにも受けさせず、時間を浪費させた厚労省と岸田政権、結果、オミクロン株ウイルスは徐々に、日ごろから防疫対策を強化している高齢者へ忍び寄っている。
<オミクロン株の感染拡大を抑える唯一の方法は追加接種>
神戸大学の森康子教授らの研究グループは、昨年11月から12月までに1000人を対象に、オミクロン株の感染予防に効果のある「中和抗体」の有無を調べた。
その結果、中和抗体はおよそ36%の人にしか確認されず、ワクチンの2回接種では効果が限定的だとみられるという。
昨年12月上旬に米ファイザー製ワクチンの3回目の追加接種を受けた神戸大の20~60代の医師65人を1月に調査した。
2回目接種の半年後に5%だったオミクロン株に対する中和抗体の保有率が、3回目接種の2週間~1ヶ月後には100%に上り、抗体量を示す数値も3回目の追加接種によって平均で64倍増えたという。
この結果を受け森康子教授は、「3回目の追加接種することが、オミクロン株に対する中和抗体量をこれだけ上げるので非常に有効。早くワクチンを追加接種することがオミクロン株の流行をおさえる一番の鍵になるのではないかと思います」と述べている。
専門家<若者にPCR検査させるな>
厚労省の資料によるとPCR検査の日の最大の能力は386,265件(1/24現在)ある。実際の検査数は、厚労省の報告では最近最大で20万件以上の検査があったように掲載されているが、よく読むと数日まとめて報告している大都市もあり、空港検疫などの抗原検査数も含まれている。最終週の平均で平均15万件水準と見られる。
キャパオーバーでは抗原検査に切り替え、陽性者を改めてPCR検査に切り替え
このまま感染が拡大すれば、専門家が言うように検査資源は枯渇するだろうが、検査体制にも限界がある。
このまま感染者が増加すれば、官僚主義の専門家たちの提言ではなく、PCR検査能力を生かし、抗原検査を併用する方式に変更せざるを得ないだろう。
抗原検査で陽性反応があった人につき、PCR検査を実施すれば、検査能力を最大限活用できる。抗原検査は今では個人でできる。自治体によっては無料で配布しているところもある。
ただ、抗原検査は感染初期のウイルス数が少ない感染者を捉えることができない大きな欠点がある。しかし、抗原陽性者をPCR検査で陽性確定させ、医療機関が症状がある人に対して年齢に関係なく治療薬を提供できる機会は作れる。
空港検疫抗原検査・陰性⇒全国帰郷・自宅待機(自宅隔離)⇒全国一斉感染拡大・・・入管検疫を取り仕切る厚労省は感染拡大を期待するかのように、帰郷・自宅待機後にPCR検査せず、抗原検査ではほとんど見出せない無発症者や微発症者という感染源を放置した結果、日本のこん日がある。
PCR検査能力ほとんど増加せず
昨年8・9月のデルタ株の収束時点である9月30日現在、PCR検査能力は335,096件あった。第6波到来を遅延させたと自負する岸田首相であるが、この間、5万件しか増加させていない。それもすでにPCR検査させるなと専門家たちに言わせている。
スクロール→
日本のワクチン接種完了者数の月別推移 |
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2/16接種開始 |
各月末 累計数 |
月接種数 |
経過月 |
|
21年/3月 |
125,580 |
0.1% |
125,580 |
10ヶ月経過 |
4月 |
1,040,000 |
0.8% |
914,420 |
9ヶ月経過 |
5月 |
4,010,000 |
3.2% |
2,970,000 |
8ヶ月経過 |
6月 |
17,740,000 |
14.0% |
13,730,000 |
7ヶ月経過 |
7月 |
37,840,000 |
29.9% |
20,100,000 |
6ヶ月経過 |
8月 |
58,510,000 |
46.2% |
20,670,000 |
5ヶ月経過 |
9月 |
75,700,000 |
59.8% |
17,190,000 |
4ヶ月経過 |
10月 |
91,229,398 |
72.0% |
15,529,398 |
3ヶ月経過 |
11月 |
97,450,000 |
77.3% |
6,220,602 |
2ヶ月経過 |
12月 |
98,660,000 |
78.3% |
1,210,000 |
1ヶ月経過 |
1/24日更新 |
99,657,461 |
78.7% |
997,461 |
0ヶ月経過 |
人口 |
126,650,000 |
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首相官邸&Our World in Dataより作成 |
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・人口は281万人の日本在住外国人含む今年1月1日現在の総務省発表値 |
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接種未完了者数 |
26,992,539 |
←12歳未満1206万人含む |
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追加接種(首相官邸発表分) |
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1月24日(更新) |
2,363,995 |
1.9% |
21/12開始 |
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対象人口 |
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医療・介護関係者等 |
6,550,000 |
最優先接種 |
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65歳以上高齢者 |
32,300,000 |
優先接種 |
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以上除く一般 |
87,800,000 |
|
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合 計 |
126,650,000 |
全人口 |