建築の「ドゥ・ベストホーム」/自己破産へ <千葉> 新型コロナ関連倒産
建築工事のドゥ・ベストホーム(株)(所在地:東京都千葉県市川市行徳駅前***)は2月14日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。
負債総額は約7億円。
資本金は9335万円。
同社は平成11年5月に設立、業績が低迷する中、新型コロナの長期化の影響もあり事業を断念、今回倒産の事態となった。
担当弁護士には「弁護士法人さくら綜合法律事務所」の竹村一成弁護士(電話番号:043-225-7080)ほかが任命されている。
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破綻要約 JC-NET |
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破綻企業名 |
ドゥ・ベストホーム(株) |
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本社地 |
千葉県市川市行徳駅前3-1-19 |
3 |
代表 |
江利角善彦 |
4 |
設立 |
1999年5月. |
5 |
資本金 |
9335万円 |
6 |
業種 |
建築工事業 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約30億円 |
2021年3月期、約5億円 |
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8 |
破たん |
2022年2月14日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
竹村一成弁護士(さくら綜合法律事務所)ほか |
電話:043-225-7080 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
11 |
負債額 |
約7億円 |
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破綻事由 |
同社はアパート、賃貸マンション、老健施設などの建築工事業者。積極的な営業展開で、一時は札幌、仙台、東京などに営業所展開していた。しかし、賃貸物件に対する金融機関の融資の厳格化などから案件が少なくなるなか、受注競争激化、職人の人手不足から外注費の高騰もあり、売上高の低迷、採算性が悪化していた。そうしたなか、今般の新コロナ事態で予定工事物件の受注遅れや工事案件そのものの減少から、借り入れ負担も大きくなり、支えきれず、今回の事態に至った。 |