アイコン ステルスオミクロン株「BA.2」と南アフリカの実情 オミクロン株発祥地


WHO(世界保健機関)が「ステルスオミクロン」と呼ばれる新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)オミクロン株(=「BA.1」)の亜種「BA.2」が、既存のオミクロン株よりも伝染力が高いとし、世界に拡散するとの見方を示したと報じられている。

WHOの新型コロナ技術責任者のマリア・バンケルコフ氏はオンライン会見で「BA.2は現在の優勢種BA.1(オミクロン株)よりも感染力が高い」とし「世界的に(感染が)増加するものと予想される」と述べた。

また、既存のオミクロン株の感染が拡大している地域でBA.2の感染症例が大幅に増加するかどうか観察しているとし、研究が進行中だが、致死率に差があるかどうかは確認されていないと述べた。

デンマークで行われたある研究によると、「BA.2」は「BA.1」より感染力が1.5倍高く、追加接種を終えた人まで感染させる可能性があるという結果が出た。
以上、

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オミクロン株が最初に発見された南アフリカでは、「BA.1」から「BA.2」に完全に置き換わったと今月10日、同国の遺伝子研究所の所長が発表している。
 南アフリカの例を一概に他国に当てはめることはできないが、南アフリカではWHOやデンマークの研究所が発表したような感染力の強さはないと見られる。ただ、感染力の強い「BA.1」から置き換わった点からすれば「BA.1」より「BA.2」が、より強い感染力を持つ証拠となるが、同国では感染者全体の増加が見られないことはどう判断すればよいだろうか。また、オミクロン亜種でありながら致死率が急上昇しているのも説明が必要ではないだろうか。

日本でも重症者の致死率がデルタ株時より何倍も高く、「BA.2」が浸透している可能性もある。感染研は国の忖度機関、調べる期間でありながら何も調べようともしない。先進国は国の感染症の研究機関が率先して調査し、結果を発表している。国立医大も神戸大を除き世界に発信できるようなこれといった実証研究はない。理研も国立遺伝子研究所も検査機器だけは揃えているが・・・。

南アフリカの特徴は免疫税弱者のHIV感染者が多い。しかし、これまでの致死率からして、最近の致死率は異常に高くなっている一方、感染者は減り続けている。
同国最大の都市ヨハネスブルグは人口8百万人(都市圏人口1000万人)、人口密度は2400人/K㎡(札幌市は1748人/K㎡)


スクロール→

南アフリカ

 

感染者数

死亡者数

 

日平均

日平均

致死率

11/713

2,234

319

157

22.4

7.0%

11/1420

3,223

460

96

13.7

3.0%

11/2127

11,661

1,666

220

31.4

1.9%

11/2812/4

62,021

8,860

174

24.9

0.3%

12/511

109,053

15,579

151

21.6

0.1%

12/1218

162,987

23,284

229

32.7

0.1%

1925

115,328

16,475

430

61.4

0.4%

261/1

60,142

8,592

456

65.1

0.8%

1/28

53,493

7,642

722

103.1

1.3%

915

35,061

5,009

911

130.1

2.6%

1622

22,795

3,256

699

99.9

3.1%

2329

22,202

3,172

842

120.3

3.8%

1/302/5

20,580

2,940

912

130.3

4.4%

2/612

17,952

2,565

1,168

166.9

6.5%

2/1319

16,929

2,418

1,632

233.1

9.6%

221

2,607

1,304

187

93.5

 

累計

3,659,698

 

98,804

 

2.7%

11/24日、世界初のオミクロン株発表

2/10日、「BA.2」に100%置き換わったと同国遺伝子研究者発表。

・人口は6053万人/2回接種完了率は29.2%、追加接種率は1.5%。2/20

・データ出典/worldometerourworldindata

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[ 2022年2月23日 ]

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