隣国当局、新コロナ感染症をインフルエンザ級に格下げ検討 足元の対策が肝心では・・・
隣国当局は、60万人感染しても顔色一つ変えず「今後、新型コロナウイルスのオミクロン株の流行がピークを過ぎ、社会が安定し始めれば、重症化するリスクが低いことや致死率が低いことなどを考慮し、現在もっとも高い段階にある指定感染症の等級について、引き下げる検討を行う必要がある。現在、その事前検討を始めた段階にある」と説明。
足元では感染が爆発しているというのに、火の粉程度と捉え余裕余裕、ピーク予想数をこれまでに10数万人、17万人、27万人、37万人と次々変更、死亡者がいっぱい出て病床が空くことから病床は余裕余裕。すでに重症病床等から発症の基礎疾患者を追い出す策も打ち出している。
3月5日の規制緩和では感染者が、これまでの予想より10%増加するとし、11日には首相まで出てきてピーク感染者数は大風呂敷の37万人だと発言。まだ舌先が乾かない17日には62万人も感染者を出している。
政府の予告通りに20日、ウィズコロナ策である社会的距離の確保措置が緩和されれば、予想より多くの重症患者と死亡者が発生する可能性があるという隣国でも素直な声も多くなってきている。
当局は2月20日に続き3月5日に、酒あり飲食店の営業時間を午後11時までに緩和するにあたり、「(これまでの予想(当時27万人)より10%程度感染者が増加する程度なら、今の医療対応体制で耐えられる」(現実は死亡者が多発して重傷者数が抑えられている)、「3回目の接種まで終えれば、オミクロン株に感染しても致命率がインフルエンザ水準に過ぎないが、接種しない場合はインフルエンザの10倍以上に高まる」とし「未接種者にはオミクロン株が決して軽い疾病でない」と強調したものの、接種は強制できず、任意接種に任されている以上、未接種者の国民を政府が切り捨てるべきではないだろう。(隣国の専門家はインフルエンザでも日に40万人も発生すれば、医療機関は対応できないとしている。)
17日発表の感染者数は62万1,328人、死亡者数は429人で共に過去最高更新中。
本人にとって、戦争で死ぬも感染で死ぬも明日がないことには変わらない。
スクロール→
隣国のワクチン接種状況 |
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3月17日 |
接種数 |
人口比 |
18歳以上 |
60歳以上 |
2回目完了 |
44,446,716 |
86.6% |
96.2% |
96.3% |
追加接種 |
32,217,533 |
62.8% |
72.7% |
88.8% |
人口 |
51,317,000 |
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未完了数 |
6,870,284 |
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感染リスク者数 |
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未追加接種数 |
19,099,467 |
感染リスク者は、▲-2回目の有効期間者 |