アイコン 帝国ホテルなどの内幸町一丁目再開発 高層ビル4棟 総延床面積110万平米


東京都千代田区内幸町に本社がある帝国ホテルや東京電力など10社は24日、一帯の約6.5ヘクタールを活用し都心最大級の再開発事業「(仮称)内幸町一丁目街区開発プロジェクト」を手掛けると発表した。

2030年度までに高層ビルなどの「第1期」を完成させ、全体の「街びらき」は2037年度以降を見込む。
商業施設やオフィス、賃貸住宅などが入るいずれも高さ230メートルの高層ビル3棟のほか、高さ145メートルの帝国ホテル新本館、2ヘクタールの広場などで構成。総延床面積は約110万平方メートルに及ぶ。

日比谷通りに歩行者用の橋「道路上空公園」をかけ、高層ビル群と西側にある日比谷公園を結ぶ。
このエリアは繁華街の銀座、官庁街の霞が関、ビジネス街の新橋など、さまざまな特徴を持つ街に囲まれ、日比谷公園や皇居の緑にも恵まれた一等地。
再開発の事業者に加わる三井不動産は「類いまれなる潜在性を持つ立地を生かしていきたい」と強調している。

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<概要>
再開発事業者:帝国ホテル、東電、NTT都市開発、中央日本土地建物、三井不動産ら10社
計画地の位置:東京都千代田区内幸町一丁目一番
竣工計画:2030年から順次2037年までを計画
地域地区等: 商業地域、防火地域、都市再生緊急整備地域
都市計画手法: 特定街区、再開発等促進区を定める地区計画
指定容積率:900%
基準建蔽率:80%(防火地域内の耐火建築物により100%)
都市計画の区域面積:約6.5ha

街区別諸元:
全体/約6.5ha
北地区/新本館+ノースタワー/約2.4ha /容積率:約1,340%
中地区/セントラルタワー/約2.2ha/容積率:約1,320%
南地区/サウスタワー/約1.9ha/容積率:約1,340%

新本館約145m/地下4階:地上29階/ホテル、宴会場等
ノースタワー 約230m/地下4階:地上46階/オフィス、商業、アパート、住宅等
セントラルタワー 約230m/地下6階:地上46階/オフィス、商業、ホテル、音楽ホール、宴会場、産業支援施設等
サウスタワー 約230m/地下5階:地上43階/オフィス、商業、ホテル、ウェルネス促進施設等

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[ 2022年3月25日 ]

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