アイコン ナブテスコ 浜松に第3拠点工場建設へ 精密減速機生産能力2倍に


産業ロボット用精密減速機で世界シェア6割、自動ドア世界首位級。鉄道用ブレーキも強いナブテスコは、2020年に用地取得した浜松市第三都田地区に精密減速機の新工場を建設する基本スケジュールを決定したと発表した。

同社グループの精密減速機は、全世界で中大型産業用ロボットの関節用途向けに高いシェアを有しているが、近年、省人化・自動化ニーズの高まりにより、高い需要が続いている。この省人化・自動化ニーズは今後もさらに増加すると予想されることから、浜松市に3拠点目の工場を建設し、将来にわたって安定した供給体制の構築を進める。

第1期工事(延床面積46,900m2)は、2022年秋に着工し、建屋は2023年9月に竣工予定。建屋竣工後に順次生産設備を整え、2026年時点では精密減速機の定時生産能力を現在の約2倍の年産200万台に拡大する計画。2026年までの投資総額は約470億円を予定。

浜松の新工場建設においては、最先端の物流システム導入に加え、高効率設備と自働化・デジタル・AIを駆使したスマート生産を実現するとともに、ESG課題に積極的に対応する省エネと最新の創エネ技術活用等によるカーボンフリー工場の実現を目指す。また、災害時のインフラや緊急避難所の確保により隣接地域にも安全・安心を提供する拠点とする。

スポンサーリンク

スクロール→

ナブテスコ/IFRS基準

決算期

20/12

21/12

22/12期予

売上高

279,358

299,802

320,000

営業利益

28,533

30,017

33,000

 同率

10.2%

10.0%

10.3%

税前利益

33,718

101,966

35,000

株主利益

20,505

64,818

23,400

総資産

351,723

481,718

 

自己資本

198,031

239,911

 

資本金

10,000

10,000

 

有利子負債

39,866

17,587

 

自己資本率

56.3%

49.8%

 

 

[ 2022年2月17日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧