金属溶接加工の「二和製作所」／破産手続き開始決定　＜東京＞

金属溶接加工の（株）二和製作所（所在地：東京都大田区大森南３＊＊＊）は3月16日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約５億円。

資本金は1000万円。

同社は昭和23年8月創業、昭和31年7月に法人化へ、業績が低迷する中、後継者問題などもあり事業を断念、今回倒産の事態となった。

破産管財人には川畑和彦弁護士(電話番号：03-6438-9081)が選任されている。

破産債権の届出期間は令和４年4月13日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和４年6月10日午後2時30分。

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破綻　要約版　　ＪＣ-ＮＥＴ
1	破綻企業名	（株）二和製作所
2	本社地	東京都大田区大森南３－１１－１５
3	代表	西川哲
4	創業	１９４８年
5	設立	１９５６年７月.
6	資本金	１０００万円
7	売上高	２０１８年３月期、約４．５億円
8	業種	金属溶接加工、各種溶接加工品製造
9	破綻	２０２２年３月１６日、
9	破綻	破産手続きの開始決定
10	破産管財人	川畑和彦弁護士(川畑法律事務所)
10	破産管財人	電話：０３－６４３８－９０８１
11	裁判所	東京地方裁判所
12	負債額	約５億円
13	破綻事由	同社は機械製造用の大型機械を所有する金属溶接加工製造会社。電子製品製造用の架台製造や配管用の溶接加工などを業としていた。しかし日本の製造業者は海外へ工場移転を進め、同社は受注が減り続け、過去の設備投資に伴う借入金も大きく、経営不振から資金繰りも悪化させていた。そうしたなか代表者の逝去もあり、今回の破産申請となった。大田区の中小企業の工場地帯からまた灯が一つ消えた。日本の統治者はお坊ちゃまばかりが続き、米国の顔色だけ見て日本を経営している。歴史に残る戦後の統治者は田中角栄後は誰もいない。

[ 2022年3月30日 ]