アイコン 農薬販売の「グリーン関西」/自己破産へ <兵庫> 新型コロナ関連倒産


ゴルフ場向け農薬販売のグリーン関西(株)(所在地:兵庫県三木市吉川町稲田山ノ上241-29、代表:赤松正樹)は3月31日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は約30億円。

 

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資本金は1000万円、従業員が22名。

同社は昭和57年10月創業、昭和58年1月に法人化へ、環境の変化や新型コロナなどの影響により業績が悪化の一途をたどる中、資金繰りがひっ迫し事業を断念、今回の措置となった。

担当弁護士には中島宏樹弁護士(電話番号:075-741-8904)が任命されている。

 


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破綻要約 JC-NET

1

破綻企業名

グリーン関西(株)

2

本社地

兵庫県三木市吉川町稲田山ノ上241-29

3

代表

赤松正樹

4

設立

1983年1月.

5

資本金

1000万円

6

業種

ゴルフ場用の農薬販売・散布作業

飲食事業

健康用医療機器の販売およびレンタル業

7

売上高

2019年9月期、約20億円

2021年9月期、約19億円

8

破綻

2022年3月31日.

事業停止/自己破産申請の準備中

9

委託弁護士

中島宏樹弁護士(中島宏樹法律事務所)

電話:075-741-8904

10

裁判所

未定

11

負債額

約30億円

12

破綻事由

同社は全国のゴルフ場向けに除草剤や農薬・肥料の販売および散布作業を請け負う会社。事業の多角化を図るため、飲食店経営にも進出し、さらに医療機器の販売・レンタル事業にも進出していた。しかし、本業が新コロナ惨禍の影響からゴルフ場が経費抑制策に転じ、さらに進出した飲食店の売上高も激減、同社は借入金も大きく、経営不振に陥っていた。そうしたなか、決算に粉飾疑惑がもたれ更なる資金調達が困難となり、資金繰りに窮し、取引先への支払い問題も生じ、今回の事態に至った。

 

[ 2022年4月 1日 ]
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