天草ハウジングの「天草産業」／自己破産へ　＜東京＞　新型コロナ関連倒産

住宅工事の天草産業（株）（所在地：東京都八王子市緑町＊＊＊）は4月30日、同日までに事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。

負債総額は約８．６億円。

資本金は3000万円。

同日昭和44年1月創業、昭和52年8月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響などもあって事業を断念、今回倒産の事態となった。

担当弁護士には井上寛弁護士（八王子市明神町4-1-12、井上法律事務所、電話042-642-7211）が任命されている。

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破綻要約版 JC-NET
1	破綻企業名	天草産業（株）
2	本社地	東京都八王子市緑町＊＊＊
3	代表	＊＊＊
4	創業	１９６９年
5	設立	１９７７年８月、
6	資本金	３０００万円
7	業種	輸入住宅の建築工事会社
8	売上高	以前のピーク期、約２４億円
8	売上高	２０２１年５月期、約４億円
9	破たん	２０２２年４月３０日、
9	破たん	事業停止／自己破産申請の準備中
10	委託弁護士	井上寛弁護士（井上法律事務所）
10	委託弁護士	電話：０４２－６４２－７２１１
11	裁判所	未定
12	負債額	約９億円
13	破綻事由	同社は北米や北欧から住宅資材を輸入し、モデルハウスにて「Blaregn」や「SVENSKA　HUS」のブランドを販売施工していた。住宅街や別荘地にも対応していた。レンガ造り等高級仕様でもあり、顧客は富裕層であったが、そのニーズが戸建から高級分譲マンションへ移行し、同社の売上高は漸減していた。そうした中、今般の新コロナ事態では、住宅展示場の一時休業や対面営業も限られ、受注機会の喪失などから大きな影響を受け、業績不振から借り入れ負担も重たく、今回の事態に至った。

[ 2022年5月 6日 ]