追報:木造建築の(株)考建/破産手続き開始決定 <名古屋> 負債37億
続報。木造建築の(株)考建(所在地:愛知県名古屋市名東区上社4-89、代表:清水丈裕)は6月30日、名古屋地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約37.5億円。
以下要約。
スクロール→
破綻要約 JC-NET版 |
||
1 |
破綻企業名 |
(株)考建 |
2 |
本社地 |
愛知県名古屋市名東区上社4-89 |
3 |
代表 |
清水丈裕 |
4 |
設立 |
1998年2月、 |
5 |
資本金 |
8600万円 |
6 |
業種 |
木造建築工事業 |
7 |
営業所 |
東京・静岡 |
8 |
売上高 |
2020年6月期、約38億円 |
2021年6月期、約31億円 |
||
9 |
破たん |
2022年1月31日、 |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
||
2022年6月30日、 |
||
破産手続き開始決定 |
||
10 |
破産管財人 |
朴憲洙弁護士(名城法律事務所) |
電話:052-961-3090 |
||
11 |
裁判所 |
名古屋地方裁判所 |
12 |
負債額 |
約37億円 |
13 |
債権届出期間 |
2022年8月1日まで |
14 |
報告集会 |
2022年11月17日(木)午後1時30分/詳細は破産管財人まで |
15 |
破綻事由 |
同社は木造建築工事およびログハウスの建築工事会社。自社ブランドのほか、他社の輸入住宅のFCに加盟し、FC店の建築工事も請け負っていた。ところが、取引先のQTKHG(株)(旧(株)BESS-ZERO)が2019年7月、負債額約20億円を抱え、東京地裁で破産開始決定を受け、同社は多額(約3億円)の焦げ付きが発生、その後、自主再建を目指していたが、今般の新コロナ事態で、受注が減少するなか、木材が高騰して、赤字から資金繰りを悪化させ、今回の事態に至った。 |
(株)考建の財務・業績内容 2021年6月期/千円 |
|||
流動資産 |
2,270,653 |
流動負債 |
1,493,067 |
|
|
固定負債 |
2,098,571 |
固定資産 |
1,800,034 |
自己資本 |
479,048 |
|
|
(資本金) |
86,000 |
総資産 |
4,070,687 |
負債+資本 |
4,070,687 |
売上高 |
粗利益 |
経常利益 |
自己資本率 |
3,178,854 |
882,274 |
41,603 |
11.7% |
・建築工事業 |