アイコン フィリピンでM7.1地震 ルソン島北部


USGS=アメリカの地質調査所によると、日本時間の本日午前9時40分すぎ、フィリピンのルソン島北部を震源とする地震があった。震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定されている。
気象庁によると日本への津波の恐れはない。

現地のフィリピン火山地震研究所はM7.3と発表している。
アブラのジョセフ・ベルノス市長は、「教会を含む州内の建物が損傷したという報告を受けた」「地震が州の「多くの世帯と施設に損害を与えた」と述べた。

 

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地震を感じたアブラ市のドロレス地区では、恐怖の人々が建物の外を走り、地元の市場の窓が粉々になったと、警察のエドウィン・セルジオ少佐はフランス通信社に語った。
「地震は非常に強かった」とセルジオは言い、警察署の建物に亀裂が生じたと付け加えた。

フィリピンは、太平洋の「環太平洋火山帯」に位置しているため、定期的に地震に襲われる。これは、日本から東南アジア、そして太平洋航海に広がる激しい地震活動の弧となっている。
アリューシャン列島、日本列島、台湾、フィリピン、パプアニューギニア、インドネシアではプレートが衝突している陸であり、プレートが2つ、3つと重なり合っている地も多く、プレートは年に数センチずつ不均一に動いており、その衝突エネルギーの歪が発散される時にプレート型の大地震が発生する。ほかは、陸上形成時に生じた層どうしのバランスが崩れ断層型地震を引き起こしている。プレート型にしろ断層型にしろ大きな地震は、広範囲の断層を刺激し余震の連鎖を生じ多くの地震を発生させる。

今回の地震は深度が浅く、直下型地震になっており、被害が心配される。ぷケーとがたなのか断層型なのかは現在のところ不明。

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[ 2022年7月27日 ]

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