アイコン 力関係 萩生田氏、俺は骨格ではないんか  政調会長への処遇


岸田首相の内閣改造人事が次第に明らかになってきている。今回の人事は、当初支持率が高かった国葬が、旧統一教会問題がクローズアップされ、支持派と反対派が逆転、ほとんどの世論調査で逆転してしまったことにある。

そのため、旧統一教会に関連した閣僚などを外す動きが顕著になっている。ただ、関係したとしても最大派閥の処遇は政局とも関係し、あからさまにはできない。

安倍元首相の一番弟子の萩生田経産相は、留任を望んでいたが、重席の政調会長の話に「俺は(政権の)骨格ではないんか」と不満タラタラ。

現在の政調会長は無所属の高市氏、彼女も総裁選では安倍氏が支援して選挙に挑んだ安倍っ子。
もともと菅下ろしは安倍氏と麻生氏が画策したもの。菅グループにしても非岸田路線を貫き、安倍派と共にすることは少ない。

首相辞任後も自民党内で圧倒的な力を有し、誇示してきた安倍氏が急逝し、派閥は中心軸をなくしてしまった。

 

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党最大派閥の安倍派は、統一教会との関係を一番多く抱え、巻き返しを図るにも一時的でも限界がある。
その安倍派内でも、ボンボン3世の福田達夫衆議(清和会創設者が爺様)のように、「(統一教会問題について)何が問題かわからない」と開き直りするほどの人物も世論があり誰もいない。

高市政調会長は、安倍氏に傾倒し統一教会と関係を持ったのか、自ら関係を持ったのか定かではないが、バックを失った痛手は限りなく大きい。統一教会をめぐっては、自らが関係していることもあり、政調会長としてこれといった発言もなしていない。

萩生田氏の場合は、
統一教会との関係は氏の政治資金管理団体が統一教会関係の2団体に対して、会費を支払う関係(入会していることになる)でもあり、教会直系機関の開催する会合での講演による広告塔の役割だけではなかった。

ただ、統一教会と関係した議員の皆様は統一教会との関係を切ることは、金のタマを握られており100%不可能、遠ざかるしかない。
遠ざかるにしてもその間に金のタマを握り潰されたらたまらん人は、今後も関係を続けていくしかない。

一方、統一教会はその教えに反し、教祖の文鮮明亡き後、家族は個人・宗教遺産の相続をめぐり大喧嘩して大分裂している(韓国では大金持ちとなった一族ではよくあること)。

旧統一協会は文氏と23歳も離れた妻の韓鶴子氏は超元気で宗教事業を継承、3男と7男が分離独立、特に米国で独立した7男は日本でも組織開始、旧統一教会の信者の切り崩しにかかっている。
王冠に弾丸を配しライフル銃マニアの7男の日本本部の会長には、旧統一教会の元会長が就任しており勢いがあり、またその関係者が、旧統一教会の韓鶴子総裁に対する過激な誹謗中傷記事をブログなどで発信し続けており、本流はあっちもこっちも総力を上げ組織防衛するしかない。

そうした事態下、今回、旧統一教会にとって、黄金の国、ジパングで大問題発生。
黄金が少しでも枯渇すれば、京畿道清平の天苑の一連の大本宮の関連施設の維持費、新たに建設中の苑などの支払い、米国では分裂した海外での活動、日本国内での活動資金にも支障を来たしてくるものとなる。

そうなれば、馬毛島のように早期に日韓トンネルの試掘坑(唐津市約500メートル+壱岐+対馬)などを高額で、日本政府に引き取ってもらう必要も出てくるかもしれない。

安倍氏が亡くなった痛手は自民党や安倍派ばかりか、統一教会にとっては甚大な影響をもたらしている。その安倍氏の直系後継者が萩生田大臣と見られている。

国葬に旧統一教会の新聞社の世界日報の取材が入ることは100%間違いないだろうが、直系関係者が参列するのか気になるところである。
世界日報は議員の先生方に寄付して貢献もしているが、議員の先生によっては個人の名で寄付を受けたりもしている。

事件以来、旧統一教会を巡る返金訴訟が急増しているという。
当然、7男派に付いた信者らが行っているケースもあるかもしれない。

統一教会系の組織や団体は山のようにあり、新たに山のように生み出され、その頂点に統一教会が位置している。
・・・の国ジパングの信者=金のなる木からいかに集めるか。
組織だって行うか、一本釣りするか、詐欺と宗教は共にマニュアルやら経典があり、紙一重のようだ。

東大や京大・早大卒の人たちが統一教会にはいっぱいおり、一般人が対抗しても勝ち目はない。無視に限る、関係を持ったところで聞く耳も持たずが大正解、関係しても戦っても洗脳されるだけ。統一教会には日本での活動で60年間の歴史がある。マニュアルは経典に昇天している。

国会議員や地方議員、学者の方々は、統一教会を利用しているつもりだろうが、大きな勘違い、壮大な構想の下、利用しているのが旧統一教会が特異な存在の証となっている。

国連さえ利用している。最悪の国連事務総長として欧米紙がこき下ろし続けた韓国人の潘基文国連事務総長の10年間、統一教会は国連の認可組織をいくつも作っている。
そうした組織の会合に、建前と体裁を重んじる日本の先生方を呼び込み、先生方は全国津々浦々、広告塔としての役割を遺憾なく発揮している。

今回の萩生田氏の処遇は統一問題絡みで閣僚から外す一方、後見人がいなくなった高市氏と交代させ、この二人の影響力を半減以下にする目的があるようだ。
安倍派=清和会、決して1枚岩ではない、非安倍派もいる。いまや岸田氏の後見人になった狸爺の麻生氏が切り崩しにかかったのかもしれない。


 

[ 2022年8月 9日 ]

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