アイコン テスラ車 米、事故ブロック用消防車に激突死亡


米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は20日、米カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリアで18日にテスラ車が消防車に激突した死亡事故について、テスラに対して追加情報を要請した。
  
コントラコスタ郡の消防当局は事故当日のツイートで、別の事故に対応するために車線をブロックしていた消防車の一台にテスラ車が突っ込んできたと説明。テスラ車の運転手は現場で死亡が確認された。
 
 NHTSAは1年半ほど前から、消防車などの緊急対応車両を巻き込む衝突でテスラの自動運転支援システム「オートパイロット」がどのように作動するのか調査している。

今回の衝突でオートパイロットが使用されたかどうかは不明。テスラ車の同乗者と消防士4人は病院に搬送された。

 

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 過去のオートパイロットでの事故は、消防車や救急車、パトカーな緊急で変則走行する車両に対して衝突したりしている。
 そのため、NHTSAはテスラの「オートパイロット」について、問題があると見て調査に入っていた。

 今回の衝突はブロックのため停車していた消防車に激突しており、オートパイロット以前の「衝突回避装置」も機能しなかったようだ。
(衝突回避装置が機能していれば、自動でブレーキがかかり、たとえ衝突したとしても死亡するほどの事故にはならなかったと見られる)
 イーロン・マスクはこうした問題が発生しても、通信によるプログラム改修でクリアし続けており、リコールという意識もない(本人がリコールではないと述べている)。

テスラ株は、
21年11月7日407ドル、
23年1月3日108ドル、
1月31日173ドル、
2月20日208ドル
テスラ車の22年10~12月の世界販売台数は40万5278台。

米国では12月値下げしても売れなかったが、米国でも1月は値下げもあり、IRAもあり、米国だけで月間過去最高となる5.3万台を販売している。
株価・投資家の勢いがあり、こうした問題でもほとんど株価に影響を与えていない。守銭奴・ハイエナたちの証券市場でもある。
また、イーロン・マスクに対してはSECもNHTSAも何か非常に弱腰のようだ。そうしたNHTSAの調査の遅れが今回の死亡事故を発生させたともいえる。重大問題が発生したボーイング737 MAXの形式認証当局との関係と同じようにも見える。

[ 2023年2月21日 ]

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