アイコン タジキスタンでM7.2地震


ロイターは、タジキスタンの中国国境付近で23日05時27分にマグニチュード(M)6.8の地震が発生したと伝えた。中国はM7.2と発表している。
震源は、中国国境から西のタジキスタン側に約82キロメートル入ったパミール高原地帯、震源の深さは10キロメートル。
新疆ウイグル自治区のカシュガルやアルトゥシュなどでも揺れを感じた。

震源地付近は人口まばらな地域で被害の概要は判明していない。余震も発生している。
パミール高原には、サレズ湖(1911年の地震でバルタン川が岩盤崩れで堰き止められできた大きな湖)があり、損傷を受けた場合アフガニスタン北部などにも影響を与える可能性があるとされるが、現在のところ湖の損傷は見られないという。
以上、

 

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今月6日のトルコ地震との関係はないだろうか。
タジキスタンは、西側ではウズベキスタン、北側ではキルギスタン、南はアフガンとパキスタンに接し、東では中国と接する山岳国家。南東のタミール高原、北にアレイ山脈が走っている。

同国はユーラシアプレートに南からインドプレートが衝突した隆起活動地帯=地殻変動地帯であるペルシャ-チベット-ビルマOrogenyの一帯にある。

トルコ地震は、アナトリアプレートとアラビアプレートが衝突した東アナトリア断層で発生した。その余震は当断層東へ余震が走った。

関係があるかどうか不明だが、何れもユーラシア大陸プレートの南側で発生しており、まったく関係がないとはいえないかも知れない。
今年1月28日、イラン北西部西アゼルバイジャン州(カスピ海西部)でM5.9の地震が発生。
そして2月6日、トルコ南部でM7.8の大地震が発生していた。

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[ 2023年2月24日 ]

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