アイコン <流出書類は米国防総省+CIA+NSA>アプリ「ディスコード」内「サグ・シェーカー・セントラル」


米国防総省では、極秘資料がハッキングされ、なかには極秘書類が撮影され画像データとして流出、ネットコミュニティで共有された。これまで100ページほど掲載されているが、実際の取得数は膨大と見られている。

22年10月~23年3月、
ゲーマーご用達のアプリ「Discord=ディスコード」のなかの「サグ・シェーカー・セントラル」が流出元、(20人ほどのコミュニティ/その運営者はウクライナ情報の「熊VS豚」というチャンネル運営者/現在は削除) ・・・英調査報道のベリングキャットや英ガーディアン紙

2月、同コミュニティの一人が人気のゲーム「 Minecraf」のプレイヤー向けチャンネルに転載公開。
さらに、同コミュニティの別人物がフィリピンの YouTube 有名人のファン向けチャネルに転載公開。
4月、大衆向けのネット掲示板「4chan」・通信アプリ「テレグラム」に公開された。

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当流出事件を米国で最初に報じたのは4月6日のニューヨーク・タイムス、しかし、コミュニティでは昨年10月ころから共有されていた。

米国防省、司法省も事件として捜査を開始し、13日にゲームお宅と見られる21歳の州兵を逮捕した。

捜査に乗り出すほどで、流出文書は一部に改ざんはあるもののほとんどが実物と見られている。
問題は、米国との同盟国や敵対国に対しする日常的諜報活動による情報が文書化され、それが流出している点にある。
 
文書にはウクライナやロシアに関するもののほか、イスラエル、韓国、エジプト、中国などに対する諜報活動による文書が含まれており、特に同盟国では信頼関係を傷付けるものとなっており、当該国は対応に追われている。

流出元は逮捕されたが、米政権に対して内外から深刻な疑心暗鬼をもたらしている。

政府中枢機関の応接室や会議室での会話は盗聴機器の設置は今では難しく、最新諜報機器では、こうした機関の部屋内での会話が窓ガラスに振動として伝わり、その超微細振動から会話内容を傍受できるという。
以上、

公開者が拘束されたとしても、内部者であれ、外部者であれ、国防省の機密情報を流出させた組織のセキュリティそのものが問題ではないだろうか。
末端のサイトだとしても昨年10月から、内容が公開されており、半年間何も対応しなかったことになる。(AIの量子コンピータにより、怪しいものはリストアップできたはずだ)

公開者が長期刑の場合、まだ公表していない機密情報との司法取引を行う可能性もある。
そもそも、諜報活動は相手国にとっては違法であり、土足で各国政府中枢機関に対して諜報活動を行うことの方がよほど問題ではないだろうか。
どっかの国のように大股を拡げているような国ばかりではない。

世界最大のハッカー集団
中国の61398部隊(サイバー軍傘下)、北朝鮮のキムスキーG(情報偵察局傘下)でも、影武者アノニマスでもなく、世界最大のハッカー集団は米国のNSA =米国家安全保障局であり、CIAの予算より多いのがその裏付けだろうか。その次は英M15、ロシアKGB、イスラエルモサドあたりだろう。そんな国を一番大切な国にしているどっかの国でもある。

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[ 2023年4月14日 ]

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