2023年上半期、人手不足による倒産が110件発生し、前年同期比で1.8倍となった。これは2013年以降で初めて年半期で100件を超える数となった。特に従業員の退職や離職による人手不足に起因する倒産が増加しており、上半期には33件発生し、前年同期比で1.3倍となった。建設業が最も多くの倒産を記録し、前年同期比で3倍に急増した。

他にもサービス業、運輸・通信業、製造業、小売業でも倒産が発生している。調査会社によれば今後も人手不足に悩む業種において、人件費高騰や倒産が増加する可能性があると指摘している。