アイコン 平田研副知事退任で長崎IR(カジノ)は敗退した。その4


大石県知事

7月6日、平田研副知事は5年間務めた長崎県副知事を退職した。

2022年3月からの1年4ヶ月は無能な上に我がままな大石知事の子守りばかりか、大石知事の後継人を自認している谷川弥一爺の介護まで務めなければならなかった。その超人的な働きぶりは長崎県政では高く評価されている。
その甲斐あってか、5年ぶりに帰る古巣の国公省(旧国交省)では大臣官房総括審議官という出世ぶりである。

いまでは国交省も公明党に寝取られてから国公省に衣替えしている。

 

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人事

このまま行けば長崎県初の国公省(旧国交省)事務次官の誕生も夢ではない。
平田研副知事が副知事として一番苦労したのは何といっても長崎IR(カジノ) だった。

ここからは、長崎新聞の記事を引用する。

https://nordot.app/

2021年8月、最終的に「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)を選定するわけだが、落選したグループは選考過程が『不透明』だと問題視し、やり直しまで求めていた。 採点結果によると、1次審査(300満点)では5グループのコンセプトや運営能力、財務能力を書類で選考。香港企業などでつくる「ニキ チャウフー(パークビュー)グループ」が182・9点、香港と米国の企業が中心の「オシドリ・コンソーシアム」が154点、「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)が94・7点で一次審査を通過している。 2次審査(千点満点)ではより具体的な計画内容を確認。カジノ施設や危機管理体制などが優れた「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)が697点でトップに躍り出ている。 オシドリは運営能力や財務安定力でリードしたが 682・8点、ニキはMICE(コンベンション)拠点やギャンブル依存症対策が高得点だったが 667・1点で及ばなかった。 CAIJの計画について、県は「基本協定を締結するまで明かせない」とする。CAIJの計画のイメージは、オランダの街並みを再現したHTBとの調和性が特に高かったという。

IR

ここまでは、長崎新聞から引用

こんな選考結果に公明党が強く推していたオシドリグループは勿論、谷川弥一の谷川建設が参加しているニキグループが「ハイそうですか」と大人しく引き下がるわけがない。

ただ、2021年2月、オシドリグループの応援団長だった公明党のエースと言われた遠山清彦前衆議院議員(元財務副大臣)の逮捕・辞職が響いたと見る向きも多かった。

それでも長崎県議会議員・川崎祥司県議は総務委員会で最後まで頑張ったが、遠山氏のリタイアはオシドリにとって大きな痛手だった。

遠山

それでも何とかCAIJをひっくり返し、審査のやり直しに躍起になっていたのがニキグループのコンソーシアムに参加していた谷川建設、谷川弥一であった。
2022年2月の知事選・CAIJ選定に納得できない谷川弥一は執念で中村法道氏の引き摺り下ろしを始める。

 

 

上記のような経緯を知ると、この聞くに堪えない谷川弥一の大石賢吾応援演説も納得できる。 動機はカジノ利権に参入できなかった恨みだったのだ。

谷川

どこまでも利権が大好きな谷川弥一が本領発揮した2022年2月の知事選だった。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2023年7月12日 ]
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