(株)エスエス(旧(株)セゾンファクトリー)(山形)/特別清算 負債36億円 倒産要約版
山形に拠点をおく、(株)エスエス(旧(株)セゾンファクトリー)が特別清算開始命令を受けた。
負債総額は約36億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)エスエス(旧(株)セゾンファクトリー) |
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本社地 |
山形県米沢市春日3-3-16 |
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代表 |
代表清算人:齋藤雅一 |
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設立 |
1989年4月. |
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資本金 |
900万円 |
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業種 |
ドレッシング、ジャム製造販売 |
最盛期27店舗 |
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売上高 |
2016年2月期、約32億円 |
2021年2月期、約21億円 |
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8 |
破綻 |
2023年8月22日.. |
特別清算手続きの開始決定 |
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申請代理人 |
橋本芳則弁護士(啓葉法律事務所)ほか |
電話:06-6201-7008 |
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裁判所 |
山形地裁米沢支 |
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負債額 |
約36億円 |
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破綻事由 |
同社は、地元の旬の野菜や果物を使用したドレッシングやジャムを製造し、伊勢丹など有名百貨店などで販売、直営店も最盛期27店舗擁していた。しかし、2016年期に不良在庫を処理したことから▲7.6億円という大赤字を露呈、その後も消費不況から業績低迷が続いていた。そうした中、今般の新コロナ事態によりさらに需要低迷、原材料価格の高騰により経営も悪化した。このため、セゾンファクトリー(旧社)は、2022年9月30日付で全事業を、同年6月にシベールを介して山形県でも事業展開している山梨県中央市を本社とするASフーズが設立したセゾンファクトリー(新社)へ譲渡した。新社の社長はASフーズの社長が兼務する他、新社の登記上の本店はASフーズの本社と同じ山梨県中央市に置かれていた。しかし、事業譲受と同時に本社を山形県高畠町へ移転している。セゾンファクトリー(旧社)は、2022年9月30日に(株)エスエスへ商号変更され、登記上の本店を高畠町から米沢市へ移転している。ASフーズのグループ企業であり、シベールの100%子会社となっている。 そのシベールも山形県を本社として2019年1月民事再生を申請して経営破たん、ASフーズがスポンサーとなり、子会社化していた。 |