アイコン 拝啓、大津市議会議長・副議長 様への上申書


上告書

スポンサーリンク
 
 

令和5年9月25日
大津市議会議長 竹内基二 様
大津市議会副議長 浜奥修利 様

                  〒850-0937
長崎市小曽根町〇番地
JC-net・日刊セイケイ
編集長・中山洋次

北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札について

上 申 書

時下、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
長崎県も含めて法治国家である私達の周辺には政治、経済界、漁業界、及び司法のみならず、民間、各種公共工事においても不条理で理不尽な事件が多発しています。
大津市契約検査課が令和5年7月28日に発注した「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札」も例外ではありません。
しかし、これら不条理を糺すことなく、理不尽が大手を振って世間ばかりか大津京の都を我が物顔で跋扈している現実に激しい怒りと同時に、心から失望しております。

さて、令和5年7月28日、大津市契約検査課が発注した「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札」について、令和5年8月3日、弊誌に匿名で情報が届いていました。
令和5年7月28日に行われた「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札」は大津市が設定した最低制限価格1,447,565,000円の数字が何者かによって浅沼組に漏洩して行われた「公契約関係入札妨害罪」の疑惑があるという内部告発情報でした。
俄かには信じ難いものがあったので、弊誌としても独自に調査を行い、内部告発者との接触を試み、お盆前に接触に成功し、「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札」の実態を知ることに成功しています。
そもそも、淺沼組は令和5年7月25日に近畿地方整備局から営業停止処分(令和5年8月5日~12月6日まで)が発表されています。
淺沼組の真意は測りかねますが、淺沼組は近江八幡市が発注していた新庁舎建設工事入札を本命と目されていながら、営業停止処分の発表される5日前の7月20日、謎の辞退をしています。
そして、営業停止処分が発表された7月25日の3日後には大津市が発注した件の「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札」に参加し、最低制限価格1,447,565,000円に1000円を上乗せした金額の1,447,566,000円で落札しています。
今回の入札には7社が参加し、3社が最低制限価格を下回ったとして失格しています。
今回の大津市が発注した「北部クリーンセンター旧施設解体撤去工事入札」の最低制限価格の設定は、予定価格から算出する方式の一般の建設・土木工事入札と違い、工事設計内訳書の各項目内訳から算出するものとなっていることから、最低制限価格が漏洩しない限り、設計書から最低制限価格の1,447,565,000円に1000円を上乗せした1,447,566,000円での応札は不可能であると内部告発者は証言しています。
事実、淺沼組は令和4年7月26日にも千葉県市川市が発注した「市川市立塩浜学園の解体工事入札」でも入札妨害で淺沼組千葉営業所の市村所長が逮捕され、その後、「公契約関係入札妨害罪」で有罪判決が確定されているのです。
今回の入札妨害疑惑も解体工事での入札です。
こうした不正を見逃していたら、真面目に積算して失格となった企業の担当者こそ気の毒です。正直者が馬鹿を見る世の中であってはならないとの思いから、弊誌編集長である私、中山洋次は令和5年9月14日、大津市警察署の捜査2課を訪ね、刑事告発書「刑法第96条の6第1項(公契約関係競売入札妨害罪)」として「情報提供として提出します。」と署名捺印をして告発状を提出しております。
議長様、副議長様におかれましては、議会での審議を何卒宜しくお願い致します。

                                                    敬 具

添付資料
刑事告発書 1通
令和5年7月25日付けの国土交通省近畿地方整備局がホームページで淺沼組を「営業停止処分」にしている頁
令和5年7月25日付けの国土交通省近畿地方整備局から営業処分を受けた淺沼組が自社のホームページにて謝罪している頁

[ 2023年9月26日 ]
スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧