アイコン (株)オレンジ(旧(株)加藤松商店)/特別清算(石川) 木材卸 倒産要約版 木材価格の推移


石川に拠点を置く、(株)オレンジ(旧(株)加藤松商店)が特別清算の開始命令を受けた。

負債総額は約2億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET

1

破綻企業名

(株)オレンジ(旧、(株)加藤松商店)

2

本社地

石川県金沢市湊2-22

3

代表

代表清算人:三谷昌弘

4

創業

1951年

5

設立

1961年9月.

6

資本金

3000万円

7

業種

住宅建築用木材卸業

8

売上高

以前のピーク期、約17億円

2021年3月期、約6億円

2022年3月期、約8億円

9

破綻

2023年10月10日.

  特別清算手続きの開始決定

10

裁判所

金沢地方裁判所

11

負債額

約2億円

12

破綻事由

同社は北米材や南洋材を中心にした住宅用建材の卸会社。業暦も長く県内外の木材卸業者を顧客に一部建築業者にも販路を有していた。しかし、戸建て住宅着工件数の減少が続き、競争激化、売上不振が続く中、新コロナ事態下のウッドショックで木材の仕入価格が急騰、価格転嫁にも限界があり、同社は抜本的に事業を立て直すため、2022年11月に会社分割、現業部門を新設した(株)加藤松商店に譲渡、同社は現行社名に変更し、解散を決議していた。

なお、加藤松商店の営業は(新)加藤松商店により継続して営まれている。

 

岸田政権の政策である超円安政策は、国際価格が2019年12月と一緒だとしても、日本は36%高い価格で購入しなければならなくなっている。

北米産木材の指標では10月22日の相場は、新コロナ前より20%高まで米取引所価格は落ち着いてきているが、日本は岸田政権が超円安政策を取り続け、65%もまだ高い水準にある。

日本の国民の皆様は、お国の超円安政策を容認しており、輸入物価高により9月の生鮮除く食品の平均物価上昇率は、前年同月比で8.8%上昇(9月の食品全体の上昇率は9.0%)しているものの、大多数の国民の皆様はこうした物価高に大満足している。

シカゴ相場

日本価は対ドル円×シカゴのドル相場の単純計算

木材 Lumber (USD/1000 board feet)

月末基準

対ドル円

ドル価格

日本価格

18/12.

112

331

37,072

19/12.(新コロナ前)

109

404

44,036

20/6.

107

435

46,545

20/12.

103

873

89,919

21/5/7.

109

1,686

183,774

21/6.

110

800

88,000

21/12.

113

1,157

130,741

22/3/4.

118

1,441

170,038

22/6.

134

617

82,678

22/10/20.

150

533

79,950

22/12.

134

373

49,982

23/3.

132

371

48,972

23/6..

144

531

76,464

23/9.

149

501

74,649

10/22

149

488

72,712

10/22日相場と新コロナ前との比較

36.7%

20.8%

65.1%

 

対ドル円

ドル相場比

円価比

 

[ 2023年10月23日 ]

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