(株)タイセツホーム(石川)/自己破産へ 木造建築 復興工事・注意点付き
石川に拠点を置く、(株)タイセツホームが自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)タイセツホーム |
2 |
本店登記地 |
石川県金沢市新保本5-121 |
3 |
代表 |
安田大祐 |
4 |
設立 |
1998年10月. |
5 |
資本金 |
1000万円 |
6 |
業種 |
木造建築工事業 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約3億円 |
2019年3月期、約1億円 |
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2020年3月期、約1.9億円 |
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2023年3月期、約0.7億円 |
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8 |
破綻 |
2023年12月31日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
木梨松嗣弁護士(木梨・米田法律事務所) |
電話:076-222-2820 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
11 |
負債額 |
約2.2億円 |
12 |
破綻事由 |
同社は住宅・アパート・店舗などの木造建築工事会社。業況に波があり、競争から採算性も低く、赤字を散発、債務超過状態が続く中、今般の新コロナ事態で、木材価格が急騰、さらに採算性を悪化させ、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 |
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特記・能登復興 |
1月1日の能登地方の大地震、まだ救助活動が行われているが、今後、再建に向け動き出す。 熊本地震を教訓とする注意点は、詐欺まがいの建設・建築ブローカーが建設業者や建設コンサルの名を名乗り、関東・関西から押し寄せ、早期に工事に入りたい施主を高い着手金を受領して騙したり、近隣県も含めて復興工事をしたい工事会社に仕事を斡旋するとして、高い紹介手数料を受領して騙したりしていた。本物か偽者か不明の議員私設秘書の名詞を出したりして信用させていことから、施主も施工業者も地元の信用できる業者以外には迂闊に話しに乗らないことが必要。 復興建設需要絡みの組織化された詐欺集団・ブローカー集団が広範囲に暗躍する。こうしたブローカーに福岡県の建設会社も騙され被害にあっていた。 心配や不明な場合は、事前に帝国データバンクや東京商工リサーチに、当該の建設ブローカーなり、建設業者について、問い合わせすることも必要だろう。民事であり詐欺が立証されない限り警察は動いてくれず、時間もかかる。ましてや渡した金は戻ってこない。 アゴたん首相、馳知事帰郷用にヘリを飛ばし、問題ないように建設副大臣も同行させたものの、自らは現地へ飛ばず、汗も流さず、学会の斉藤大臣もウロウロしている。支持率をきにするなら即、現地へ飛ぶことだ。汗を流す住民や公務員たちの激励にもなる。 |