アイコン ホンダ 米国で75万台リコール エアバックセンサー不良


ホンダは6日、米国で75万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
エアバッグの不具合により、衝突時に適切に作動しない可能性があるという。

米運輸省道路交通安全局(NHTSA)によると、助手席のシート重量センサーにひびが入りショートすることにより、エアバッグが適切に抑制されない可能性があると発表した。販売店がシート重量センサーを交換する。

リコール対象となるのは、2020~22年モデルのパイロット、アコード、シビックの一部と、2020~21年モデルのCR─V、パスポートの一部。
ホンダがNHTSAに提出した資料によると、保証請求は3834件。20年6月以降、今回のリコール問題に関連した負傷者や死者の報告はないという。
以上、

ホンダは2014年、タカタ製のエアバック問題から米国で勢いをなくした。米当局がエアバッグのリコールを薦めたが、反論したことにより、ホンダたたきと見られる米報道が繰り返された。

 

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日本でも2014年、フルモデルチェンジのフイットHVでリコールを繰り返し(5回)、それ以降、日本でも軽を除き鳴かず飛ばずとなっている。

中国でも冬季、SUVのデルチェンジ車が厳寒地でエンジンSTOP問題を起こしリコール、当該車は一時販売停止においこまれ、その後、ホンダの中国での勢いはトヨタに取って代わられた。
対応が遅く信用やブランド価値を傷つけてしまった。

ホンダはGMと組みEV開発するとしたものの、ほとんどGMにより開発され、ホンダはGM製モーター等を組込んだ大衆車の販売計画を立てたところ、高くて日本では販売できる価格帯ではなくなり、昨秋になり、今になって自社開発すると発表していた。
GMからボッタクラレ、さらに現行では新コロナ前より3割の超円安に、EV基本部材を日本へ輸入するにしても超高価になってしまう。
戦略が曖昧模糊になっているのはサラリーマン社長たちの限界なのだろう。

豊田社長(当時)は、新開発車の販売サイクルが短くなってきており、品質の基本部分や安全技術は完璧を求められるが、ほかは最初から完璧ではなくとも販売し、その後、リコールで対応すると発言したことがある。
こうした発言が「品質のトヨタ」を不正・違法に走らせている。経営者として公に言って良いことと悪いことがある。お坊ちゃま経営者の限界だろう。
小さな事故を繰り返す人は、いずれ大事故を発生させる確率が高い。

 

[ 2024年2月 7日 ]

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