「737MAX-9」ドア剥離問題、フェイルセーフ装置ネジなし
米運輸安全委員会(NTSB)による6日の暫定報告書によると、アラスカ航空のボーイング「737MAX-9」の機体の一部(ドアや胴体パネルなど)が吹き飛ばされた事故の原因を巡り、ボーイングから機体が引き渡される前に、ドアプラグが適切に取り付けられていなかったことが引き金になったようだとの見解を示した。
パネルを固定するためのフェイルセーフ装置として機能する4本のボルトが機体に取り付けられていなかった。
NTSBは当型機の全機を飛行停止(世界)にし、一斉点検させているが、当初から問題機以外でもねじの問題が発生していた。
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フェイルセーフ(フェールセーフ、フェイルセイフ、fail safe)とは、なんらかの装置・システムにおいて、構成部品の破損や誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全側に動作するようにすること、またはそう仕向けるような設計手法で信頼性設計のひとつで装置やシステムをいう。
当該のアラスカ航空機はドアだけではなく、胴体パネルも剥離している。機体の組み立ては協力企業(米上場)が行っているが、ボーイング社とその協力企業の株価が急減していた。
チェック機能が協力企業にもボーイング社にも欠落している事態。
MAX8機で2回の墜落事故を起こしても、改善されないボーイング社の実態。
[ 2024年2月 7日 ]
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