アイコン 盛山文部科学相への不信任案、否決される


衆議院は20日午後の本会議で、立憲民主党が提出した盛山文部科学相に対する不信任決議案を採決した。しかし、自民、公明両党などの反対多数により、否決される見通しとなっている。立民は盛山氏が旧統一教会関連団体からの支援を受けた疑いを追及していたが、多くの賛同を得ることはできなかった。

盛山氏は不信任案提出に先立ち、旧統一教会関連団体が教団系機関誌を毎月無料で彼の地元事務所に送付していたと報じられた件について、「依頼したことはない。一方的に送られてきた」と説明。また、自民党は盛山氏の関係を完全に断ち切っていると主張し、文部科学行政のゆがみはないと強調している。不信任案提出により、衆院予算委員会の一般質疑の開催が見送られるなど、2024年度予算案の審議日程に遅れが生じている。

与野党の攻防が激しくなる中、盛山氏は引き続き説明責任を果たし、職責を全うする姿勢を示しているという。

 

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盛山文部科学相への不信任案が否決されたことについて、ネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。一部のユーザーは、立憲民主党の不信任案に賛成する声を上げ、「国民からの疑念を払拭できず、文部科学大臣の任にあらずだ」と述べた。また、別のユーザーは盛山氏の関係を断ち切っているという自民党の主張に対し、「有権者と交わした握手やハグを一つ一つ覚えているという人の方が、私には疑わしく思えてならない」との疑問を呈す人も。

これに対し、不信任案に反対する声もあり、「盛山大臣は旧統一教会に対する解散命令を裁判所に請求するという極めて厳正な判断をした大臣だ」と支持を表明するコメントも見られた。

また、日本維新の会の金村議員は、「盛山大臣と旧統一教会との癒着によって行政がゆがめられた確証はない。国会や行政が周章狼狽し事実上の機能不全に陥れば、それこそ教団側の“思う壺”だ」と述べ、不信任案への反対理由を述べている。

 

[ 2024年2月20日 ]
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