アイコン 大阪公立大学で毒性薬品紛失、卒業生を窃盗容疑で逮捕


2024年5月28日、大阪公立大学の研究室で保管されていた青酸カリなど毒性の強い薬品が紛失し、卒業生が窃盗の疑いで逮捕されました。

 

事件の概要

大阪公立大学は5月16日、大阪住吉区の工学研究科の研究室で保管していたシアン化カリウム(青酸カリ)25グラムとシアン化ナトリウム25グラムがそれぞれ入った瓶が2本なくなっていることを発表しました。大学はこれらの薬品の廃棄記録がないことから、盗難の可能性があるとして警察に被害届を提出しました。

 

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捜査と逮捕

警察は関係者からの聞き取り調査などを進めた結果、大阪公立大学を卒業した男性容疑者が窃盗の疑いで逮捕されました。紛失した薬品は少なくとも大人160人分の致死量に相当し、2023年6月の点検時には保管庫にあったことが確認されています。


大学の対応

この事件を受けて、大阪公立大学は再発防止策をまとめました。具体的には、薬品保管庫の鍵の管理や開け閉めを専門知識のある教員が行うこととしました。

大学は、今後も安全管理体制を強化し、同様の事件が再発しないよう努めるとしています。

以上が、大阪公立大学で発生した毒性薬品紛失事件の概要です。警察の捜査が進む中、大学は再発防止に向けた取り組みを強化しています。


 

[ 2024年5月28日 ]
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