アイコン 児童発達支援スクールの(株)コペルなど2社/民事再生申請 <東京>


(株)コペル(所在地:福岡県福岡市中央区天神3-1-16、登記簿上所在地:東京都新宿区新宿4-1-6JR新宿ミライナタワー、代表:大坪信之)と、コペルアセットマネジメント(株)(所在地:東京都渋谷区神宮前1-10-32、同代表)は5月30日、東京地裁において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は2社合計で約71億円(コペル:約69億、コペルアセットマネジメント:約2億)。

(株)コペルは1994年に創業し、2009年に法人化へ。「コペル」と「コペルプラス」の名称で、0歳から小学6年生までの子どもを対象とした教育事業を行っており、特に発達障がい児向けの「コペルプラス」も運営していた。教材は3000種類以上あり、業界トップクラスの規模を誇っていた。テレビなどのメディア露出により知名度が上がり、2023年には約192億4200万円の年収入を達成。

 

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しかし、事業拡大に伴い、有利子負債が増加し、利払い負担が重くなっていた。新規教室の開校遅延なども重なり、資金繰りが悪化。そのため、(株)コペルとその持株会社であるコペルアセットマネジメント(株)は、経営再建のため、今回の措置となった。

今後は金融機関からDIPファイナンスの融資枠を設定されており、事業譲渡などによるスポンサー支援を予定。複数のスポンサー候補から支援の意向が示されており、現在スポンサー選定手続きが進行中。

 

申請代理人は石田渉弁護士(電話番号:03-6266-8926)ほかが、監督委員には石本哲敏弁護士(電話番号:03-6268-0068)が選任されている。 

[ 2024年5月31日 ]
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