アイコン SKハイニックス 半導体製造前工程資料数千枚中国へ流出か


中国籍の元SKハイニックス(韓国)職員が、ファーウェイに転職する直前に同社の半導体工程資料数千枚をファーウェイに流出させた容疑で裁判に付されている。

(2024年)5月28日、警察は、京畿南部警察庁産業技術安保捜査隊がSKハイニックスに在職したAを産業技術保護法違反などの疑いで4月末に検察に拘束送致。中国国籍のAは4月入国した時に逮捕され、最近起訴され水原地裁驪州支所で裁判を受けていると説明している。

Aは、2013年にハイニックスに入社、2022年にさらに高い年俸を提案されファーウェイに転職したが、ハイニックス退社直前に半導体工程問題解決策に対する資料約3千枚分を出力していたことが把握された。

 

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SKハイニックスは出力物の内容と使途などを記録して保管するが、Aの場合、使途に関する記録がないことを確認し警察に申告した。
警察はAが出力物をファーウェイ側に持ち出したと見ているが、Aは疑惑を否定している。
 
今回問題になった資料は、半導体の前工程に当たるという。前工程とは、前の工程で、半導体ウェハーを作り、回路を刻む段階を指す。パッケージングなどが行われる後工程と区別される。
Aは2013年から2020年まで半導体設計上の不良を分析する部署で勤務し、2020年からはハイニックスの中国法人に移り、企業間取引(B2B)顧客相談を担当するチーム長級職員として働いた。
半導体業界の関係者は「(Aが)担当した業務も前工程で、出力した資料も前工程に関連する部分だと聞いている」とし、「(後工程が重要な)高帯域幅メモリー(HBM)は今回の事件と関連がないと見ている」と話した。
以上、韓国紙参照

これまで中国へはサムスン電子からの情報流出や人材流出が多かったが、今回はSK。
性善説を採る日本の研究所や企業からは中国へじゃじゃ漏れだろう。
公共機械の省庁の研究所で発覚しても、事なかれ主義の官僚主義から公表もせずみなで隠蔽し発覚しない。発覚したとしても矮小化し、その後、問題が拡大しているにもかかわらず官僚主義から公表しない。何事があっても何事もなかったように振る舞い、何もなかったようにしてしまうことを美徳としている日本人の恥部の異常体質。異端児は村八分、組織から村八分にされる。

ただ、米国も日本国内の官僚機関にスパイ網・ハッキング網を張り巡らし諜報しており、特に軍事に関することは、いくら隠蔽しても米軍は把握、今年にもこれまで一切国が公表していない案件で、米軍は「(日本は情報漏えいの)対策を講じ、安全を確認できなければ、軍事での核心・極秘情報は日本へ送れない状態」だと指摘、日本側に対して、「対策を講じるよう強く求めた」と一部の報道機関が報じていた。
小泉の聖域なき削減は、結果として性善説を前面に押し出し、人減らしに利用され、牽制制度やチェック機能を喪失させた。


 

[ 2024年5月29日 ]

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