アイコン 奢る平氏は久しからず、ただ春の夜の夢の如し。


麿

6月24日、県議会一般質問で田中愛国議員(自民党)に「政治倫理上問題がある」と指摘された問題で大石知事に『制度の抜け穴』をアドバイスしていた陣営のコンサルタンこそ、あの『選挙屋タックン』ことジャッグ・ジャパン代表の大濱崎卓真氏である。

大濱崎卓真

大石氏は、自主的な外部監査で「個人献金を奨励する制度の抜け穴と認知されている手法などと指摘され、深く反省している」と述べている。
大石氏が令和6年1月9日に東京の弁護士ら二人(郷原信郎弁護士・上脇博之教授)に公職選挙法違反(買収罪)で刑事告発されている電話代402万円を振り込んだ相手も『選挙屋タックン』ことジャッグ・ジャパン代表の大濱崎卓真氏である。

 

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その大濱崎氏を20022年2月の長崎県知事選で無名の大石氏を勝たせるために長崎に連れて来た犯人は当初、ニコニコ裏金爺さん谷川弥一と誰もが信じていたが、犯人は谷川弥一爺ではないことが明らかになった。
『選挙屋タックン』を長崎に連れて来た真犯人は当時、自民党長崎県連幹事長だった山本啓介、現参議院議員だということが判明したのだ。

大石

山本啓介議員と大濱崎氏の契約では2022年2月の県知事選挙、2022年7月の山本啓介議員が立候補した参議院選挙、2023年4月の宮島大典氏が立候補した佐世保市長選挙の3つの選挙がパッケージとなっていたそうだ。
2023年10月の長崎旧4区の金子容三氏の衆議院選挙は『オマケ』だった。
しかし、その全ての選挙を勝利したのだから、山本啓介議員も『選挙屋タックン』も大したものではある。

大石領収書

ただ、奢る人は久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き者も遂にほろびぬ。
偏(ひとへに)風の前の塵に同じ。
参議院議員会館の山本啓介議員の事務所前では祇園精舎の鐘の音が『諸行無常の響き』をしていたのかもしれない。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2024年6月26日 ]
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