海外破綻 米最大級ワインメーカー 破産申請 ビンテージ・ワイン・エステーツ
米国最大級のワインメーカー、ビンテージ・ワイン・エステーツが破産法の適用を申請した(日本の民事再生)。新コロナ終息に伴うワイン需要の減少が理由となっている。
2021年に特別目的買収会社(SPAC)との合併で株式を公開した同社は、デラウェア州で提出した破産申請書に、約4億7500万ドル(約729億円)の資産と4億ドルの負債を記載。同社は破産手続きを利用して資産を売却する意向。
裁判所に提出された書類によると、カリフォルニア州サンタローザに本社を置く同社は、2000年にジラード・ワイナリーを買収して設立された。その後数年間で、さらに28件のワイナリー買収を実施した。
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パンデミックによるロックダウンがワイン需要を押し上げたが、長くは続かなかった。
2023年に米ワイン業界の出荷数は3億7700万ケースと、ピーク時の4億4500万ケースから▲15.3%減少。
飲酒習慣の変化により、同社を含むカリフォルニアの生産者はワイン用ブドウの余剰を抱えることになった。
同社は買収劇の後、企業統合に失敗し、在庫の評価減を余儀なくされ、会計ミスも発覚し、財務諸表の修正を余儀なくされていた。
同社は経営再建のため、人員削減、よりプレミアムの高いワインブランドを優先する一環として資産売却を計画している。
同社の株価はかつて12ドルで取引されていたが、24日は約8セントまで下落した。
[ 2024年7月25日 ]
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