そもそも、大石知事は６月２４日の県議会でX県議からの２８６万円の借り入れをX県議の了承もないまま勝手に６月末までには『寄付』に訂正すると答弁していた。

そして７月１０日の県議会閉会日にも借入金から寄付への訂正は為されないまま、やっと疑惑の２８６万円は８月２日に借入金から寄付に訂正されたというわけである。

大石知事としては、是が非でも８月５日の全員協議会までに『寄付』への訂正を終えて全員協議会に臨まないと大変なことになるとの危機感があった。
ところが、県民からすれば疑惑の２８６万円が借入金から寄付金に訂正されようが、疑惑の２８６万円の疑惑は晴れていないのである。
疑惑の２８６万円は迂回融資の可能性と事後買収の可能性を孕んだままなのである。

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大石知事は最後まで県民に対して真実を語ることもなく、弁護士を使い脱法をくり返す大石知事のあざとい姿は１３７万人長崎県民のトップとして完全に失格である。兵庫の斉藤知よりも悍ましいと思う今日この頃である。

８月５日の全員協議会、また、次々に出てくる大石知事への刑事告発に今後も注視していきたい。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次