(株)エスポ(宮城)/自己破産へ 消防設備工事 倒産要約版
宮城に拠点をおく、「(株)エスポ」が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約4.8億円。
以下要約して表にしました。
スクロール→
倒産要約版 JC-NET版 |
||
1 |
破綻企業名 |
(株)エスポ |
2 |
本社 |
宮城県仙台市若林区白萩町35-19 |
3 |
代表 |
片倉光広 |
4 |
設立 |
2009年1月. |
5 |
資本金 |
1000万円 |
6 |
業種 |
消防設備工事、消防設備機器販売 |
7 |
詳細 |
火災報知機・スプリンクラー設置工事 |
8 |
事業所 |
本店、東京、横浜、福岡 |
9 |
従業員数 |
約20名 |
10 |
売上高 |
2020年6期、約10.5億円 |
2021年6月期、約5億円 |
||
2024年6月期、約11億円 |
||
11 |
破綻 |
2025年1月28日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
||
12 |
委託弁護士 |
金澤孝司弁護士(金澤法律事務所)ほか |
電話:022-722-3910 |
||
13 |
裁判所 |
未定 |
14 |
負債額 |
約4.8億円 |
15 |
破綻事由 |
同社は消火器や消防設備機器、スプリンクラーの設置工事会社。消火器等の販売も行っていた。南は福岡まで進出し、全国を営業エリアに大型商業施設、ビル、工場などの新築や改修工事に対応していた。しかし、今般の新コロナ事態で企業の建築投資が大幅減、同社は売上高を大幅に落とし、各営業所の経費も嵩み、赤字から債務超過に陥っていた。2024年期は売上高を回復させていたものの、人件費や外注費、材料費が高騰し、採算性の悪化から赤字が続いていた。また、2023年11月にSBI+台湾PSMCが発表した半導体製造の仙台工場計画が2024年9月に計画が頓挫したことから、同社はすでに受注のための営業活動を行っていたものの、期待外れに終わり、債務超過もあり、先行きの見通しも立たず、資金繰りに窮し、今回の事態に至った。 |