【破産・倒産】令和7年3月8日 建設業倒産情報一覧(23件) 先週比35%増
今週の建設業倒産情報一覧を掲載。(倒産要約版、続報等重複含む)
今週の倒産記事件数は23件で、先週から35%増加(当サイト比)した。
【建設業界を直撃するインフレの波】建設業界は、資材高騰と人件費の上昇という二重のインフレ圧力にさらされている。鉄筋やコンクリートなどの主要資材は、円安や原材料価格の高止まりにより依然として高値圏だ。加えて、技能労働者の不足が賃金上昇を招き、建設コストは膨らむ一方である。
こうした状況下で、公共事業ではコスト増を転嫁できる場合もあるが、民間工事では採算悪化が深刻化。特に中小ゼネコンや下請け業者は苦境に立たされている。今後、建設DX(デジタル化)や省人化技術の導入が鍵となるが、短期的にはコスト抑制策の限界も見えている。政府の価格転嫁対策や補助制度の拡充が、業界の持続性を左右するだろう。
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建設業倒産情報一覧
[ 2025年3月 8日 ]
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