アイコン バーボンが血祭りに トランプ関税爆弾投下 バーボン50×ワイン200報復合戦へ


トランプ氏は3月12日、鉄鋼・アルミの全輸入品に対して25%の関税爆弾を落した。これに対して報復を宣言しているのはカナダとEU。

<カナダ>
米国に隣接したカナダのオンタリオ州フォード首相は、カナダ各州に呼びかけ、米国産酒を飲むのを止めよう・酒場からなくそう、国産酒を飲もうというキャンペーンを展開している。
・・・米国産バーボンウイスキーが標的になっている。(バーボン生産地ケンタッキー州はは共和党・トランプ支持が強い州)。

カナダの報復関税は298億カナダドル(1カナダドルは103.75円)、その内訳は126億カナダドル相当の鉄鋼製品、30億カナダドル相当のアルミ製品、142億カナダドル相当の他の米製品。

 

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<EU>
EUは米国の関税爆弾に、影響額の報復措置として260億ユーロの米輸入製品に報復関税を掛ける。
これまで、4月1日に45億ユーロ(49億ドル//161.35円)相当の米製品に対する関税を発動し、その後13日に180億ユーロ相当の製品に関税を課すと発表していた。EUは今回、微調整し、4月中旬同時発効として、両方の計225億ユーロ相当の米輸入製品に対して報復措置を執行する。
EU・バーボンに50%の報復/トランプ・欧州ワインに200%の報復制裁関税
EUが4月1日発動予定の中には米産バーボンに対する報復関税を50%課すと表明しており、4月中旬の変更されたものの、トランプ政権とバーボン酒造組合とが話し合いをさせる時間を稼ぐというもの。

米バーボン組合はすでに死活問題だと悲鳴を上げている。米国の3種の神器はキャデラック・ハーレーダビットソン・バーボンウイスキー。EUは米国のきついところを突いている。

一方、トランプ氏は、米国の関税爆弾に報復する国や地域には報復すると宣言している。

トランプ氏は3月13日、EUの報復関税でバーボン50%にするとの報道に激怒、欧州産ワインに200%関税を課すとしている。
EUが50%をもし執行すれば、トランプ氏はワインに報復制裁関税200%を課すのは必至。いよいよ貿易戦争がエスカレートすることになる。

<関税爆弾は現代戦争の主要兵器>
爆弾には原子爆弾を使用せずとも、焼け野原にする焼夷弾の絨毯攻撃、今では巨大爆弾のMOABもある。これに制裁弾道ミサイルまで用意されている。

欧州、中国が報復関税で結果結託すれば、米経済もグチャグチャになる可能性がある。
英国は現在労働党政権、EUに近くEUに同調する可能性が高い。しかし、トランプ氏は英国に対してEUに同調しないよう離反の計「真の貿易協定」を持ち出し、締結すれば関税は掛けないとしている。英国は米の鉄鋼品などに対する関税執行に、報復は発表していない。

トランプ氏は関税爆弾の影響で物価高が進むことを想定しているが、製造業の材料部品の仕入れコストも上昇するのは必然。
製造業は利益が出ず投資も減退、消費者は消費低迷により、景気後退が鮮明なれば、景気悪化は続き、一方、関税爆弾による影響が浸透し続け物価高も続き、綺麗なスタフグレーションの世界に突入する可能性がある。
良かれと思い執行することが、国民に対して良いとは限らない。

そうした関税爆弾の影響を心配しだしたトランプ氏は、金利を下げよとFRBに恫喝を入れ始めた。金利を下げたところで物価高の影響が甚大、何も造らなくなったアメリカ合衆国にあり、自国の輸入経済を拒否すれば、経済はコントロールを失うことになる。米経済までトランプ氏同様破天荒では、収拾付けられないだろう。

日本と韓国は、関税爆弾の影響は大きいが、金魚の糞、報復など微塵も考えていない。
日本から輸出している鉄鋼製品は特殊鋼が多く、米国で生産できないものが多く、米企業が必要なら関税を米企業が負担してでも購入するしかない。油送管・油井管は特に日本製が信用度も高く広く採用されている。

 

[ 2025年3月24日 ]

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