アイコン 『長崎県を壊した男たち』第79話(過去の西海市長選挙を振り返って!)


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平成17年(2005)4月1日、西彼杵北部5町(西彼町・西海町・大島町・崎戸町・大瀬戸町)が合併して西海市が誕生している。

20年前の2005年、西海市の初代市長を決める市長選挙は、西彼町の町長だった村山一正(68歳)と、西海町の町長だった山下純一郎(65歳)が出馬し、山下、村山という両雄の一騎打ちの戦いだった。山下、村山は青年団活動を通じ共に西岡党として知られ選挙仲間でもあった。村山一正は長崎県議会の議長も務めた中々の好色家としても知られ細身だが大物県議として県政には影響力のある政治家として知られていた。一方の山下純一郎は相撲を取っていただけあって偉丈夫ではあるが、村山ほど色は好まず質素と清貧を心掛け、日蓮宗実相寺の熱心な檀家としても知られていた。

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市長選は平成17年(2005)4月24日告示され、5月1日に投開票され、投票率は現在では考えられない89,55%という高い投票率であった。
山下純一郎 14,378票
村山一正  10,021票
西海市の人口 28,691人

戦いは清貧だが偉丈夫の山下が、細身で好色家の村山を激しい突っ張りから、一気に押し出して山下に軍配が上がっている。
こうして西海市の初代市長には相撲取りで日蓮宗の山下純一郎(65歳)が就任している。

山下純一郎

西海市初代市長・山下純一郎

そして迎えた平成21年(2009)の市長選挙は現職で2期目を目指す相撲取りの日蓮宗派(実相寺)の山下純一郎(69歳)を新入幕したばかりの田中隆一(62歳)が88票という僅差で金星を上げ、2代目市長が誕生している。

田中隆一

西海市の田中隆一2代目市長

田中隆一   11,186票
山下純一郎 11,098票

投票率は4年前に比べて5%低い85,56%だった。それでも85,56%という高投票率である。西海市の人口は28,691人である。もし、4年前と同じ89,55%の投票率だったら、88票はどう転んだか分からない選挙だったが、敗れた山下の悔しさが、平成29年(2017)の杉澤泰彦市長誕生の大きな原動力となり、山下は8年前のリベンジを見事に果たしている。

そして平成25年(2013)の市長選挙
田中隆一 12,896票
平井満洋   6,562票
2期目の現職、田中隆一の圧勝だった。
投票率78,89 %と、4年前から約7%も低下している。

その2につづく。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2025年3月31日 ]
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