アジアで新コロナ感染者数急増 関連銘柄の株価上昇 香港・シンガポール
2025年5月19日のアジア市場で、新型コロナウイルス感染症の検査キットや治療薬を手掛ける企業の株価が上昇している。アジアでは感染者数が急増していることにある。
韓国の検査キットメーカー、スジェンテックの株価は一時29%上昇。
東京市場ではコロナワクチンの製造を手掛ける第一三共の株価がUBSによる目標株価引き上げを受け一時7.4%高。
香港市場ではコロナワクチンも製造する上海君實生物醫藥科技が一時4.3%高となった。
人口密度の高い「香港」や「シンガポール」の保健当局はコロナ感染者数が急増していると警告しており、アジア全域で再流行の波が広がっている。
中国疾病予防コントロールセンター(中国CDC)のデータによると、同国では昨年夏のピークに匹敵する感染の波が到来する可能性があるとみている。
香港政府衛生署衛生防護センター(CHP)の徐樂堅・総監はプレスリリースで、社会活動の正常化以降、「香港では6~9ヶ月ごとに新コロナの活発な流行が見られる」と指摘し、「今後数週間は、新コロナの感染が高い水準で推移すると見込んでいる」と述べている。
韓国疾病管理庁(KDCA)は4月、季節ごとに行われる新型コロナワクチン接種の期間を2ヶ月延長し6月末までとした。
65歳以上の高齢者や入院患者などに対し、ファイザーとビオンテックが開発した「JN.1」変異株対応ワクチンの接種を推奨している。
韓国では19日にシージェンやSDバイオセンサーなどのコロナ検査キットメーカーの株価がいずれも上昇したほか、コロナワクチンメーカーのSKバイオサイエンスも一時7.2%上昇した。
以上、
新コロナはまだ終焉・終息していない。もう新コロナには関係ないとする日本人ばかりだが、高齢者リスクは変わっておらず、感染力はさらに増しているものと見られる。一番怖いのは、感染力は一段と強く、重症化リスクの高い悪性に変化している新コロナウイルスの変異種出現である。まだ終息していない。
日本の漫画家の7月予言漫画、風水の香港からの訪日客は最近10%以上減少しているものの3月だけでも20万人あまり、シンガポールからも6万人あまりが訪日、水際防疫対策を取っ払った入管防疫局にあり、今般の新コロナウイルスの全国への拡散は、今年は毎月過去最高の訪日客が来日しており、瞬時に広がるものと見られる。
ただ、日本はこれから梅雨入り、湿気によりウイルスは空中での滞留期間は短く、感染爆発は発生しにくい環境にある。それも感染力しだいだろうが・・・。
すでに街の大型量販店でも高齢者のマスク姿を見かけなくなっている。