アイコン 公益財団法人ながさき地域政策研究所──「公益」の皮をかぶったブラックボックス【第3弾】


ブラックボックス

――貸借対照表に潜む「不自然なカネの流れ」を読み解く
「公益」とは名ばかりの組織運営が、長崎のど真ん中で静かに進行している。
今回は、ながさき地域政策研究所の令和4年度貸借対照表をもとに、同法人の資産運用と支出構造に潜む「不透明な実態」に切り込む。
投資有価証券の大幅取り崩し──約▲1億9,000万円が消えた?

 

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名刺

まず目を引くのは、**投資有価証券の急減(約1億9,000万円)**だ。前年から比べて大幅に取り崩されたこの資産、使途の明細は一切不明。一体、誰のために、何のために売却されたのか?
説明がなければ、恣意的な流用や、内部関係者の利益誘導を疑わざるを得ない。
「研究奨励支出資産」の謎の急増──名目の曖昧さが逆に怪しい
次に目立つのは、「研究奨励支出資産」の約3,800万円増加。名称こそ耳障りが良いが、その中身は不明だ。
“主として”といった曖昧な表現に包まれた支出項目に、特定業者との癒着や便宜供与の疑念が漂う。
現金預金の不自然な積み上がり──誰のための資金確保なのか?

現金預金が約2,200万円も増加。一見すると健全経営に見えるが、特段の事業拡張もない中での急増は不自然。
この「手元資金」、本当に必要なのか?
それとも、組織内で自由に使える“余剰資金”として温存されているのか?
未払費用が倍増──隠された支出の“時限爆弾”
「未払費用」は前年の2倍超に急増。支払遅延か? それとも帳簿操作か?
内訳の説明もないまま“後ろ倒し”にされた支出は、架空計上や粉飾まがいの会計操作の疑いを生む。公益法人の姿勢として極めて問題だ。
預り金の爆増──1,123円 → 902,597円、意味不明の数字
預り金がたった1,123円から約90万円に激増。いったい、誰から預かり、どこへ返すカネなのか?
科目の詳細すら示さない姿勢は、「隠したい何か」がある証左ではないか。
固定資産の膨張──“資産化”によるカモフラージュの可能性
固定資産が約4,000万円増。その大部分が「研究奨励支出資産」名目で計上されているが、具体的な資産の実体や評価根拠は不明。
一部では、「架空または過大評価された“資産”を使って、健全性を装っている」との見方も。
「その他固定資産」の消滅処理──いつ、誰が、なぜ?
長期前払費用が突如0円に。契約解除か? 償却か? 除却か?
何の説明もなく帳簿から消えた資産は、期中に“なかったこと”にされた可能性すらある。これをブラックボックスと呼ばずして何と呼ぶのか。
財務構造の“見せかけの健全化”──数字マジックの匂い
貸借対照表上、正味財産が増加し、見かけ上は健全に見える。しかし、その内訳は不透明な資産や未払費用の膨張に支えられている。
財政の健全性を“演出”するための内部操作である可能性も否定できない。
結語:公益の名を借りた会計ブラックボックス
ながさき地域政策研究所の財務には、「公益」では説明のつかないカネの動きが散見される。
第三者監査や住民監査請求の対象として、徹底的な情報公開と説明責任の履行が求められる段階に来ている。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

 

[ 2025年8月 8日 ]
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