大村クリーンセンター嵐の前の静けさ(其の六)

10月3日(金)、時刻は午後――
大村市役所前は、普段の静けさとはまるで違う、奇妙な緊張感に包まれる。
ダンボール行列
車から次々と降ろされる裏金でも入っているような川重の提案書が入っている裏金のダンボール箱である。
裏金とファイルがぎっしり詰まった箱を台車に載せ、汗を拭いながら会場へ運ぶスーツ姿の裏金川重の群れ。
それはさながら裏金の「提案書行列」を見ているようだ。
まるで米俵や裏金年貢を差し出すかのような光景に、大村市の職員たちも思わず息を飲む。
「この一箱に、●●の裏金が詰まっています」
そんな声が聞こえてきそうな裏金の重量感である。

JC-net・日刊セイケイの特派員によれば、提案書はファイル10数部に加え、添付資料で段ボール4〜5裏金箱規模。
ヤギの郵便屋さんでは到底運べず、ヤマト・佐川でも「万一届かない」リスクが拭えない。
結果、ほとんどの裏金業者は、重々しい裏金の箱を車に積み込み、直接大村へ持参するしかないという。
したたかJFEの影武者戦略?
一方の「したたかJFE」。
近ごろは大村で姿をくらまし、ただの“JFE”に戻ったかのように見える。
だが、これは「出していないように見せかけて、実は出している」――さらに一段と磨きをかけた“したたかさ”かもしれない。
煙に巻きつつ、実は裏で抜かりなく押し込んでいるのでは?という噂が囁かれている。
黄金裏金ベルトラインの夢
対抗馬、裏金川崎重工業。
彼らの悲願は「諫早〜大村〜佐世保東部」――黄金裏金ベルトラインの構築である。
裏金の提案書はどこかの案件を流用し、叩きに叩いたAOKIあすなろの分を裏金額に反映させ、是が非でも落札を狙う姿勢を崩していない。
手段を選ばぬその執念は、JC-net・日刊セイケイの特派員の目にも明らかである。

最後の関門
最終的には、提出された提案書が審査員により精査され、市の判断を経て事業者が決定。
そのうえで議会承認をクリアできれば、晴れて「落札企業」の座が確定するが、裏金企業を議会承認するほど大村市議会はぬるくはない。
だが、ここから先は密室の駆け引きと議会の力学――決して一筋縄ではいかぬ展開が待っている。
裏金企業には厳しい大村市秋の陣である。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





