金子原二郎氏、自民党長崎県連を去る!

老兵は死なず、ただ消え去るのみ。
――役目を終えた老兵が表舞台から潔く去るという意味である。
この言葉は、かのダグラス・マッカーサーが朝鮮戦争で解任された際、議会での演説において引用し、世界にその名を知らしめた。
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10月26日。
金子原二郎氏は、自民党長崎県連が来年2月の知事選において現職・大石賢吾氏ではなく、元副知事の新人・平田研氏を推薦したことに、強い不満を示したのだろう。
翌日、自民党長崎県連に対し、離党を通告したという。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

たしかに、金子原二郎氏も谷川弥一氏も、長崎県政を支配してきた“盛者”であったことは否めない。
だが、時の流れは無情である。
老兵は死なず、ただ消え去るのみ。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次
[ 2025年10月30日 ]
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