アイコン 日本製鉄 室蘭製鉄所爆発火災 特殊鋼棒鋼・線材に支障の可能性


12月1日午前1時ごろ、日本製鉄室蘭製鉄所で爆発火災が発生した。爆発は鉄を作る設備へ送り込む空気を加熱する「熱風炉」と呼ばれる装置が爆発した。
「熱風炉」は高さ40メートルほどで爆発により崩落していて、内部のレンガなどが周囲に飛び散ったという。 さらに周辺からも火の手が上がり、広範囲に燃え広がり、10時間以上経過した午前11時30分ころに鎮火した。 けが人はいない。
「熱風炉」とつながる製造設備では9月にトラブルがあり、11月末に稼働が完全復旧したばかりで、工場側は爆発との関連などを調べている。
 
以上、

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日本製鉄の高炉施設は老朽化しており、効率化も含めて本格的な改修工事を順次行わなければ、同じことは何回でも起きる。以前は多発していたものの、大リストラを行い、各地の老朽化施設を廃棄したりして、最近は火災は減少していた。

日本製鉄は殿様、偉くなったものだ。9月のトラブルは完全復旧に2ヶ月以上かかりながら、その9月も今回もリリースを発していない。製品の生産に支障が出たはずだ。

住友金属鉱山と日鉄ソルーションズは今年5月までに、住鉱のニッケル工場(新居浜・播磨)に新た予知保全システムを構築している。製鉄所の予知保全システムの導入が必要ではないだろうか。
いつぞやは輸出待ちのトヨタ車を火災の煤煙で真っ黒にしていた。
器が同じだと同じことは何度でも起きてしまう。

<室蘭製鉄所 (北海道室蘭市仲町12)>概要
構内には高炉と電炉が共存し、製鉄事業を中心に鋼材加工事業やシステム・エンジニアリング事業を結び付けたコンビナートを形成しており、日本製鉄グループの企業などが集積している。
主力製品の特殊鋼棒鋼・BIC、特殊鋼線材は、自動車のエンジンや足回りの保安部品に使用されている。

主要製造設備
製銑(高炉):2,902 m³×1基(第2高炉)[製鋼
予備処理:溶銑予備処理
転炉:270T/CH×2基
連続鋳造機:350×560 mm(4ストランド)、220×220 mm(6ストランド)
精錬設備(二次精錬):真空脱ガス装置、炉外精錬設備

分塊
分塊圧延機:ホットスカーフ+VH連続式[
鋼片精整:ショット・ブラスト、超音波探傷機、磁粉探傷機、疵取装置

圧延
圧延機形式:全連続VHミル+高剛性3ロール仕上ミル(棒鋼工場)、全連続VHミル+NTブロックミル+高精度仕上ミル(線材工場)
ストランド数:1(棒鋼工場、線材工場)
調整冷却:BIC 衝風冷却、徐冷(棒鋼工場)、温水/冷水EDC、ドライ、リターデット(線材工場)
冷却床:フルヘッレン式(棒鋼工場)
切断機:冷間せん断機(棒鋼工場)
オンライン検査機:熱間渦流探傷機、プロフィルメーター(棒鋼工場、線材工場)
製品精整:オフライン検査機(超音波探傷機、漏洩磁束探傷機、磁粉探傷機)
二次加工:連続焼鈍炉、バッチ焼鈍炉、連続酸洗ボンデ設備、全長疵検査設備[



 

 

[ 2025年12月 1日 ]

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