首都圏、6月の新規分譲マンションの発売動向▲4.7%減の1,564戸
不動産経済研究所が発表した6月の首都圏の新築マンションの発売動向は次の通り、前年同月比▲4.7%減の1,564戸と3月以来の減少となった。都23区と埼玉県が落ち込んだことによるもの。
また、平均価格は10.6%上昇の1億137万円、㎡単価は12.2%上昇の153.0万円と、いずれも前年同月比で二ケタ上昇続いている。
在庫は6,389戸と6ヶ月ぶり増加。
発売開始1ヶ月以内の初月契約率は62.5%だった。
1、発売戸数と初月契約率
〇発売 1,564戸、前年同月の1,641戸比で77戸減、率にして4.7減、対前月の1,447戸比で117戸増、率にして8.1増となった。
〇初月契約率は62.5%と好調の見やす70%を割り込んだ。前年同月比では1.5ポイントアップ、前月比では▲2.4ポイントダウン。
26年5月の契約率は64.9%、4月は62.3%、3月は64.5%、2月は71.7%、
全体では6月の初月契約率は低迷、在庫(初月以外の販売中のマンション)の契約率も低迷して6月は6ヶ月ぶりに在庫増となっている。
2、地域別発売戸数とシェアおよび契約率
東京都区部23区は前年同月比▲18.2%減の 495戸(シェア 31.6%)、契約率は57.8%。
東京都下は7.9%増の258戸(同 16.5%)、契約率は45.3%
神奈川県は12.3%増の402戸(同 25.7%)、契約率は76.4%、
埼玉県は▲43.7%減の120戸(同7.7%)、契約率は64.2%
千葉県は27.9%増の289戸(同18.5%)。契約率は65.7%
東京都の発売シェアは48.1%だった。
3、平均価格・㎡単価
戸当り平均価格は 1億0,137万円、1 ㎡当り単価は153.0万円。
前年同月比では平均価格は972万円上昇、率にして10.6%アップ、
㎡単価は16.6万円上昇、率にして12.2%アップ。
前年同月比では平均価格が3ヶ月連続アップ、㎡単価は 14ヶ月連続アップ。
※開発地の場所=地価により分譲価格=平均価格は大きく左右され、横浜から千葉までの湾岸エリアの超高層マンションも人気もあり、高価格で販売されている。
4、地域別の平均価格と㎡単価
東京都区部23区の平均価格は、前年同月比▲1.5%減の1億3,013万円、㎡単価は2.0%上昇して209.7万円
東京都下は1.3%上昇の8,171万円、㎡単価は2.0%上昇して121.9万円
神奈川県は50.5%上昇の10,379万円、㎡単価は49.0%上昇の152.4万円
埼玉県は17.9%上昇の6,866万円、㎡単価は23.9%上昇の106.7万円
千葉県は27.7%上昇の7,989万円、㎡単価は32.7%上昇の112.4万円
※価格は開発地の地価により左右され、超高層にも左右される。
5、超高層物件
6月の超高層物件(20 階以上)は 18物件/482戸、契約率73.4%
(前年同月は11物件 319戸、契約率69.3%)。
※神奈川の平均価格や契約率を大幅に上昇させたのは横浜海岸通りの「ブランズタワー横浜北仲」(地上40階、高さ150m、総戸数704戸/総販売戸数360戸/東急不動産/6月3期一次)と思われる。
6、都心6区の動向(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)
都心6区は発売は82戸、平均価格は2億1,430万円、㎡単価343.6万円。
前年同月は118戸、平均 2億143万円、㎡単価303.0万円。
7、販売在庫数
6月末時点の販売在庫数は6,389戸、前月末比で119戸増、5月末は6,270戸、昨年6月末は6,026戸。
8、7月の発売戸数予想
7月の発売戸数は2,000戸程度の見込み
25年7月は2,006戸、24年7月は1,496戸、23年7月は2,591戸だった。
※8月は夏季休暇、帰省含む盆もあり、発売戸数は減少する。





