アイコン 東シナ海 13.6万トンタンカー炎上 32人不明

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13万6千トンの超軽質原油を積みイランから韓国へ向かうタンカー「サンチ」(イランの グローリー・シッピングが運航するパナマ船籍の「サンチ(Sanchi、全長274メートル)」/パナマ船籍)と米国から中国・広東に向かう6万4千トンの穀物運搬船(中国の海運会社運航/香港船籍)が6日午後8時ごろ、中国東部の東シナ海沖合で衝突・炎上、タンカー乗組員32人が行方不明になっている。

 中国交通運輸省によると、事故が発生したのは上海に近い東シナ海沖合で、行方不明になっているのはタンカーに乗っていたイラン人30人とバングラデシュ人2人だという。
 
タンカーは事故当時、13万6000トンの原油を積んでいたが、これは約6000万ドル(約68億円)分に相当するという。

中国政府によると、香港の貨物船は穀物6万4000トン分を積んでおり、米国から中国・広東に向かっている途中だった。

 中国交通運輸省は「タンカーで火災が発生し、油が海に流出。行方不明者の救助作業に当たっている」と説明した。貨物船は損傷したものの、問題はなく、21人の乗組員全員が中国人で、全員救助された。
中国政府によると、海洋当局が8隻の船を出して捜索救難活動を行い、韓国海洋警察も事故海域にヘリコプターと救助船を派遣したという。
以上、

衝突現場は、上海の東沖合い約300キロ(長江河口約160海里地点/1.85キロ)だとされ、韓国からも中間点にあたり、救助派遣したものと見られる。(上海-済州間は540キロ)
原油流出は、最悪の場合、対馬海流に乗り北上することも憂慮される。

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貨物船と衝突後に火災が発生し炎上するパナマ船籍の石油タンカー「サンチ」。韓国海洋警察が公開(2018年1月7日公開)。(c)AFP PHOTO / KOREA COAST GUARD


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[ 2018年1月 9日 ]

 

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