アイコン パナソニック キューバ産コバルト使用で米制裁違反の可能性

 

 

パナソニックが米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズに供給した車載用電池の一部について、米国による経済制裁の対象国であるキューバで採掘されたコバルトが含まれており、制裁に違反した可能性があることが分かった。

制裁違反の可能性があるのは、今年2月以降、パナソニックがテスラの「モデルS」と「モデルX」向けに販売した一部の電池。
関係者によると、カナダの鉱山会社シェリット・インターナショナルがキューバの国有企業との合弁を通じて保有するキューバの鉱山から採掘されたコバルト地金が、パナソニックの一部の電池の正極材に含まれている。

パナソニックは現在、米国の関係当局に、キューバ産の輸入禁止条項の法的解釈で適用の対象となるかについて照会中だが、「念のため、カナダの調達先との取引中止を決定した」(広報担当者)という。

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米国政府は、1959年のキューバ革命以降、カストロ政権が米国資本企業を国有化したことを背景に国交を断絶し、1962年にキューバとの貿易を禁止するなどの経済制裁を発動。その後も複数の法律によって制裁が継続されている。シェリットが保有する鉱山は、革命後に米資源大手フリーポートから没収、国有化された。

関係者によると、パナソニックは、テスラ車向け電池については長年、住友金属鉱山から正極材を調達してきたが、テスラの需要が増えたことに伴い、最近になって新たな調達ルートを確保。シェリットから調達したコバルト地金を、別の企業に委託して正極材向けに加工している。住友金属鉱山からの正極材にはキューバ産のコバルトは含まれていない。

パナソニックによると、テスラのモデルSとモデルXに搭載されている電池には複数社から調達したコバルト地金が使われており、「カナダの調達先からのコバルト地金を使った電池の割合は大きくない」(広報担当者)。ただ、具体的な分量は分からないという。

テスラの広報担当者は、制裁違反の疑いについては回答を控えたが、「近い将来にコバルトを使わない電池の開発することを目指している」と述べた。

シェリット製コバルト地金は「テスラ以外にも、パナソニックが販売する他の米国企業の電池にも含まれている可能性がある」(関係者)といい、制裁違反の疑いのある対象製品が拡大する恐れもある。
パナソニックは、「法令遵守を真摯に徹底するとともに、規制当局に対する積極的な情報開示に努めている」としている。
以上、ロイター参照

トランプはオバマと違いキューバを敵視しており、制裁された場合には、懲罰的な巨額罰金が課せられる可能性がある。さらに、テスラ(イーロン・マスク)はトランプから嫌われており、制裁される可能性がより高くなる。

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[ 2018年7月20日 ]

 

 

 

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