アイコン 以前から亀裂か 大韓航空機 成田脚折れ事件/アシアナ機8件故障続出問題

 

 

もしも、指摘の通り車軸に以前から亀裂が入り、今回折れたとしたら、点検・整備不良となる。打音検査でもわかろう。もしもの場合、飛行機の大破・大炎上になる可能性もあった。

運輸安全委員会は24日、成田空港で6月、韓国・仁川発の大韓航空703便(ボーイング777―300型機)が着陸後に主脚車軸が折れて誘導路上で立ち往生するトラブルがあった事故は、車軸に以前から亀裂が入っていたとみられると発表した。
国交省は同日、同型機を保有する日本航空と全日空に車軸の点検を指示した。
同委によると、タイヤ2本をつなぐ金属製の車軸が折れていたが、破損部が黒く変色しており、以前に入った亀裂に腐食や汚れがついた可能性があるという。
 
乗客乗員にけがはなかったが、国交省がこのトラブルを重大インシデントに認定している。
 
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<問題噴出のアシアナ機>朴三求の「喜び組」 & SK買収説
Ⅰ、<駐機中の飛行機に相次ぎ接触事故>
アシアナ機は飛行場で移動中、駐機中の旅客機にぶつかり事故を5月トルコで、6月金浦空港で発生させ、4機とも故障者リスト入りしている。
 
Ⅱ、<機内食問題>
 6月末から7月はじめには、子会社の機内食工場が完成遅延で、急遽、既存の機内食の製造会社に短期間製造委託したが、小さな規模の製造会社であり、社長が結局製造できず自殺するなど、数日にわたり大混乱を発生させていた。
 
Ⅲ、<故障連発8機>
 今度は、7月15日から23日にかけ、アシアナ機8機に整備不良問題が生じ、欠便や大幅遅延問題を引き起こしている。
 
アシアナ航空で機体の欠陥による出発遅延が続出、
1、7月15日、ベトナム・ノイバイ国際空港発・仁川空港着のOZ204便(A350)でブレーキ故障が発見され、出発が13時間40分遅れた。
 
2、7月21日、日本の福岡でも仁川行きのOZ131便がランディングギアの故障で福岡に回航した。
 
3、7月22日午前10時45分に仁川空港を出発して中国上海浦東に向かう予定だったOZ363便が機体欠陥(油圧系統で異常)のため出発が6時間近く遅れ、午後4時30分に仁川を出発した。
 
4、7月22日午後2時20分に仁川から台湾台北に向かうOZ713便も予定時間より3時間20分遅い午後5時43分に出発した。航空機の空気圧系統の問題が発生し、同じ機種の別の航空機が投入された。この過程で乗客249人が被害を受けた。
 
5、7月22日午後8時40分に仁川からサンフランシスコに向かうOZ212便の出発も3時間近く遅れる可能性があると予告した。
 
6、7月23日にNYのジョン・F・ケネディ国際空港発・仁川国際空港着のアシアナ航空(OZ)221便(エアバスA380)は座席の配電問題で5時間以上遅れた。
 
7、7月23日、金浦空港から済州空港に向かう予定だった国内線OZ8431便は機内の空気循環系統設備に問題が見つかり、運航が取り消された。
 
8、アシアナは7月16日~19日にも相次ぐ航空機の故障で仁川-ローマ・ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴなど路線の出発が10時間以上も遅れ、乗客の不満と共に安全に対する懸念が強まった。
 
<部品使い回し問題>
内部事情に詳しい職員は「部品の使い回し」と整備士不足を問題に挙げている。
アシアナの職員が集まるカカオトークの匿名チャットルームでもこの問題が繰り返し提起されている。
アシアナは安全問題について「航空機の部品を外して別の飛行機に装着する整備方式は合法的な整備方法であり、また、政府の勧告より多い整備士を運用している」と釈明したが、週末にも航空機故障事態が続き、安全に対する乗客の心配が続いている。
 
<朴三求名誉会長の「喜び組」>
財閥として、錦湖財閥の経営が健全化といえば、そうではないと言わざるを得ない。ヨコハマタイヤが技術支援した錦湖タイヤも今では身売りされ、中国企業の手に渡っている。
 
また、事業の切り売りや事業再生で乗り越えてきた朴三求名誉会長は、「喜び組」を結成していた映像記録の存在が明らかになり、従業員女性たちが、朴三求会長を賛美する歌を歌わされたり、踊らされたり、朴三求会長から触わられたりしていた事実が発覚、2018年7月7日に報道された。2月に#MeToo運動さなか、女性乗務員と見られる人物のSNSにより、朴三求会長のセクハラ三昧、超ワンマンブリが掲載された。
 
7月17日、アシアナ株が急騰、SKが錦湖からアシアナを買収するのでは・・・と噂が流れ急騰した。SK財閥の崔泰源会長は同日、「事実無根」として否定した。
 
大韓航空と同じように、社員たちが告発に動き、デモ敢行、いろいろな問題が提起されている。
 
こうしみると、大韓航空もアシアナ航空も、財閥の家族経営という経営体質上、大きな問題を抱えており、特にアシアナ航空はグループ企業への資金流出問題も抱えているとされ、文政権の大韓航空に続く、かっこうのターゲットになる可能性が高い。
 
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[ 2018年7月25日 ]

 

 

 

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