アイコン イージスアショアレーダー「SSR]に決定、2基で2680億円、付帯入れ計6千億円

 

 

1システム1千億円がいつの間にか3千億円に膨らみ計6千億円、選定まで完了させた。

小野寺五典防衛相は30日、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」のレーダーに、米ロッキード・マーチンの「SSR]を選定したと発表した。
レーダーを含めたイージス・アショアの取得費は2基で2680億円。
ロッキードは契約から配備までに6年かかるとしている。
イージス・アショアのレーダーをめぐっては、米レイセオンも「スパイ6」を提案していた。防衛省は、探知性能や価格でSSRが優位だったとしている。
レーダー取得費とは別に、迎撃ミサイルの発射装置とミサイル本体代、施設建設費などに2システム(秋田市と萩市の2ヶ所)で、計3千億円あまりかかり、配備費用全体で6千億円かかるという。
また、教育訓練や維持に30年間で4664億円かかる見通し。
ミサイルは一定期間ごとに最新式に更新する必要があり、膨大な更新費用も別途かかる。
以上、

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米国向けの貿易黒字減らしの一環であり、またゼネコン用の公共事業でもあり、いつものこと。米国主導の日米貿易通商交渉は8月に開始されるが、その前により高い価格の分で決定し発表したのだろう。
米国から、黒字減らしに超工学最新兵器を買い続け、日本企業の軍事用途の開発力は今ではほとんどなくしている。
国営の研究機関に3千億円あったら、どんなに技術を開発することができるだろうか。

韓国は、米国から兵器を導入するにあたり、技術移転を最大限活用し、その技術を基に国産品を製造し、大量の武器輸出に漕ぎ着けている。そうして高めた技術力がLGの大型有機ELディスプレーの開発などに生かされている。
学術予算を減らし続け、日本の技術力が衰退しているのには、こうしたことにも関係している。
日本はまるで米国販売の自動車産業だけで成立している経済のようである。

中国は、ロシアから、高度5メートルから30キロ、射程距離400キロのロシア版THAAD「S400トリウームフ」)を配備した。8月初めにも初の試験発射を実施する予定。トマホークなど巡航ミサイルにも対応できる。
ロシアは、マッハ20以上とされる超々高速弾道ミサイルの開発を完了させている。それも特殊多弾道ミサイルで、イージス・アショアなど米国の最新式迎撃ミサイルではまったく歯がたたないシロモノ。
こうした技術は進化し続け、単に米国から最新式を導入しても気持ちの問題=抑止力の問題だけ。
そんな銭があったら、国産軍事技術を高め、国産迎撃ミサイルを開発すべきではなかろうか。

↓ ロシア版THAAD「S400トリウームフ」
ロシア版THAAD「S400トリウームフ」
 

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[ 2018年7月30日 ]

 

 

 

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