アイコン カナダ、サウジの人権問題批判で トロント便停止 留学生も他国へ移動

 

 

サウジアラビアの人権問題をカナダが批判し、両国間の緊張が高まっている問題で、サウジの国営航空は6日、トロント便を来週から停止すると発表した。
カナダ政府が人権批判の撤回を拒否したことへの報復措置とみられる。
カナダのフリーランド外相は6日、この問題をめぐり初めて公の場で発言。「カナダは常に、世界各地で女性の権利や表現の自由を含めた人権擁護を支持する」と述べた。
サウジは5日、カナダ大使に国外退去を求め、貿易、投資分野で同国との新たな取引を凍結すると発表していた。実際には両国間の経済関係にどの程度の影響が及ぶのか、その規模は明らかになっていない。
サウジはさらに6日、カナダに留学している自国の奨学生を他国へ移す方針を示した。

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この対立に関連してサウジの青年団体、インフォグラフィックKSAがツイッターに投稿した画像も波紋を呼んだ。

問題になったのは、トロントの風景にエア・カナダ機を重ねた画像。カナダの動きを「余計なお世話」と批判するコメントが添えられていた。

この機体が、トロントのシンボル、CNタワーに向かって飛んでいるように見え、2001年の米同時多発テロで世界貿易センタービルに突っ込んだハイジャック機を連想させるとの声が相次いだ。
NY同時多発テロの実行犯19人のうち、15人はサウジ人だった。

サウジ当局は、インフォグラフィックのアカウント削除を命じ、同団体は「機体はカナダ大使の退去を象徴していただけで、他意はなかった」と謝罪した。
以上、CNN

アメリカは中国のウイグル族に対する人権問題は槍玉に挙げるが、同盟国で大量の武器を購入してくれるサウジの人権問題には何一つ触れようとしない。
サウジには、フィリピンなどから大量に家政婦などで出稼ぎに出ているが、強姦されたり、家主の夫人から撲殺されたり、悲惨な目にあっても、サウジ人は何一つ罪に問われない。人権問題以前の問題がサウジにはある。

 

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[ 2018年8月 8日 ]

 

 

 

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