アイコン 2018年上半期の経常収支 過去最大の10.8兆円 旅行収支1.2兆円黒

 

 

財務省によると、今年1月~6月までの上半期の「経常収支」は、外国人旅行者の増加で「旅行収支」が過去最大となったことなどから10兆8411億円の黒字となり、前年同期を2215億円上回った。

経常収支は、海外との貿易や金融取引・サービス取引などでどれだけ稼いだかを示す。

これは、日本を訪れる外国人旅行者が前年同期比15.6%増え、「旅行収支」が1兆2,011億円の黒字と、上半期として過去最大となったことが寄与している(サービス収支に含有)。

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1、貿易収支は、輸出から輸入を差し引き、1兆8,150億円の黒字となったが、原油価格が上昇した影響で黒字幅は▲2289億円減少している。
輸出は7.2%増の40兆467億円(前年同期比+2兆6,936億円増加)
輸入は8.3%増の38兆2,317億円(前年同期比+2兆9,225億円増加)

2、サービス収支は、▲4,216億円の赤字(前年同期比▲1,586億円 赤字幅拡大)
サービス収支は、
輸送:国際貨物、旅客運賃の受取・支払
旅行:訪日外国人旅行者・日本人海外旅行者の宿泊費、飲食費等の受取・支払
金融:証券売買等に係る手数料等の受取・支払
知的財産権等使用料:特許権、著作権等の使用料の受取・支払
海外のWebサイトからの商品購入、海外アーティストが公演するチケット代金の購入などが挙げられる。

3、第一次所得収支
対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等の収支状況を示す。
(第一次所得収支の主な項目)
直接投資収益:親会社と子会社との間の配当金・利子等の受取・支払
証券投資収益:株式配当金及び債券利子の受取・支払
その他投資収益:貸付・借入、預金等に係る利子の受取・支払

海外にある日本企業の子会社の業績が好調なことから、海外から受けとる配当金が増えるなどして、「第1次所得収支」が10兆5,324億円(前年同期比+6,673億円 黒字幅拡大)(うち再投資収益は2兆6,317億円の黒字)と、大幅な黒字になったことが主な要因。
うち、金融収支は、「直接投資」において純資産が増加したことなどから、純資産が11兆9,289億円増加した。うち、株・投資ファンド投資が前期比約2兆円増加している。中長期債は前年同期は▲約4兆円減少が今年は約56百億円の増加に転じている。
第二次所得収支は、▲1兆847億円と▲584億円赤字幅拡大
4、第二次所得収支は、居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支状況を示は、官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払等を計上する。
以上、貿易収支+サービス収支+第一次所得収支+第二次所得収支の合計が経常収支となる。

一方、今年6月の「経常収支」は、1兆1756億円の黒字で、48ヶ月連続、4年にわたって黒字が継続している。
以上。
 

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[ 2018年8月 8日 ]

 

 

 

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